2024年初夏の北海道余市町で【ウニ漁解禁】ウニ好き集まれ!

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昨年の初セリに出たキタムラサキウニ
皆さんこんにちは。北海道通信部です。今日は、「ウニ好き」な皆さんに北海道余市町の「ウニ漁」解禁についてご紹介します。
余市町の「ウニ漁」解禁日は毎年5月20日です。余市町は、札幌からは高速道路を利用して約1時間、国道を利用して海岸沿いを走ると約1時間30分ほどの距離にあります。小樽市内を通り過ぎたあたりから、窓を開けると潮の香りが港町へ向かっていることを感じさせます。つい先日のゴールデンウイークも余市町の海の幸、山の幸を求めて訪れる車で道路が混んでいました。特に「ウニ漁」解禁のこの時期は、訪れる車で何キロも渋滞しますので、早朝の出発がおすすめです。

余市水産物地方卸売市場での初セリの様子(2023年)

昨年の初セリの様子
「塩水パック」
ウニの入ったこのパックは「塩水パック」といいますが、「塩水パック」は余市町が発祥の地なんですって。お客さまのもとへ、美味しく鮮度を保ったままお届けできるようにと開発されました。よく見ると余市町の「塩水パック」には、加工者の名前が入っています。加工者の顔が見える食べ物は安心できますね。

どちらも選べないです。エゾバフンウニ(赤色)とキタムラサキウニ(白色)

鮮魚店の店先にて(2023年)
初競りを終えたウニは、このあと、余市町内の鮮魚店やスーパーマーケットに並びます。余市町で採れるウニの種類は、大きく分けて2種類です。エゾバフンウニ(赤色)のことを「ガゼ」もしくは「ガンゼ」といい、キタムラサキウニ(白色)のことを「ノナ」といいます。味は、エゾバフンウニは磯の香バツグンで、とても濃厚、それに対して、キタムラサキウニは磯の香とクリーミーな味わいのバランスがよく、好みが分かれるところかもしれませんね。

余市町のウニも絶品ですが、ほかにも見どころ満載です。

磯の香と濃厚な味わいのエゾバフンウニ(2023年)
ウニは主に、昆布などの海藻類を食べて育っていますが、意外となんでも食べる「雑食性」です。普段食べている餌によって、ウニ自体の味も変わるので漁場環境が非常に大切になっていきます。地球に住む我々全員でキレイな海を保ち、いつまでも美味しいウニをいただきたいものですね。余市町のウニ漁の期間は5月20日(月)~8月31日(土)までです。初夏の味覚「余市町のウニ」を食べに余市町へお越しください。その他、余市町にはニッカウヰスキー北海道工場や果物狩りを楽しめる果樹園、ワイナリーがあり、一日中楽しめます。余市町についての詳しいご案内は「余市町観光協会」の公式WEBサイトでご確認をお願いします。
写真提供/一般社団法人 余市観光協会
余市観光協会公式WEBサイト
余市郡漁業協同組合公式ホームページ
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