【イベントは終了しました】「クマのプーさん」展 開催中!【PLAY! MUSEUM(東京・立川)】

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E. H. シェパード『絵本 クマのプーさん』原画 1965 年 E. H. Shepard, Illustration for The Pooh Story Book by A. A. Milne. Courtesy of Penguin Young Readers Group, a division of Penguin Random House, LLC. © 1965 E. P. Dutton & Co., Inc

まだ間に合う!「クマのプーさん」展 開催中!

貴重な原画約100点が来日中

『クマのプーさん』(Winnie-the-Pooh)は、1926年にイギリス人作家のA. A. ミルンが描いた子ども向けのお話です。少年クリストファー・ロビンのクマのぬいぐるみプーと仲間たちが過ごす日常が、E. H. シェパードの挿画を交えて綴られています。

展覧会は、シェパードが1950〜60年代に描いた貴重な原画約100点とミルンの文章とで、クマのプーさんの物語世界をじっくりとたどってゆきます。クリストファー・ロビンが大好きなプーや仲間たちと過ごした「夢のような時間」が空間全体に広がります。

開催概要

会期:開催中~2022年10月2日(日)
会場:PLAY! MUSEUM(東京・立川)
開館時間:10:00~18:00(日時指定制)

混雑緩和のため、事前予約の日時指定制を導入しています。
事前予約のオンラインチケットを販売、空きがあれば受付で当日券を販売します。

入場料:一般1,800円、大学生1,200円、高校生1,000円、中・小学生600円、未就学児無料
〇割引制度(併用はできません)
①[立川割]一般1,200円、大学生800円、高校生600円、中・小学生500円 立川市在住・在学を確認できるものをご提示ください。
②[障がい者割引]障害者手帳をご提示の方とその介添人1名は半額で利用できます。
③[相互割引]「一般」で入場の方は、PLAY! PARK を200円引きで利用できます。

次から展示の内容を少しだけご紹介します!

A to Z で知り尽くす

「クマのプーさん」展 会場風景
知っているようで知らないプーさんのこと、プーさんがどうしてここまで愛されているのかについて、「クマのプーさん」をはじめイギリスの児童文学に造詣の深い本展監修者の安達まみ(聖心女子大学教授)さんの解説をもとに紐解いていきます。
1924年に生まれたプーさんが今日も世界中で愛され続ける秘密が、安達まみさんの解説に加え、写真やパネル、ミュージシャンの坂本美雨さんによる物語の朗読、スタイリストの伊東朋惠さんが選んだつぼや古時計、雨傘などのアイテムで彩られた立体的な展示により表現されています。AからZの26項目を鑑賞していると、いつの間にか物語の世界観に入り込んでしまっているかもしれません。

絵とことばが響き合う「夢のような時間」を体験

「クマのプーさん」展 会場風景
「クマのプーさん」展 会場風景
物語の舞台である「百町森(100 エーカーの森)」にさまがわりしたPLAY! MUSEUMの名物でもある楕円形の展示室は草木や風、水を想起させる特別な空間のなかで、貴重な100点近い原画を物語や詩とともに堪能し、クリストファー・ロビンとプーや仲間たちが過ごした「夢のような時間」を体験する場となっています。
そんな「百町森」に向かう道をゆくと、「森のなかを行こう」と題した文章が出迎えます。 プーさんの物語の舞台となった、イングランド南部のアッシュダウンの森にも訪れたことのある、 作家の梨木香歩さんによる書き下ろしです。原作をオマージュしたリズミカルな言葉たちと、時節によって様々な表情を見せる森の様子を綴っています。「百町森」に迷い込んだら、どこからともなくプーが現れ一緒に歩く、そんな文とともに展示を楽しむことができます。
展示室内の空間にはなだらかな丘を連想させるスロープや階段があり、絵本が置いてあるので小さなお子さまに読み聞かせをしたり、階段に座ってゆっくりと「夢の時間」を味わう楽しみ方もおすすめです。展示ケースには東京・檜原村の木材が使われていますのでご自身の目でチェックしてみてください。

アッシュダウンの森のきろく

「クマのプーさん」展 会場風景
展示の最後はプーさんの物語の舞台となったイングランド南部のアッシュダウンの森を再現した空間です。作者ミルンが幼い頃に父や兄とともに徒歩旅行した場所であり、ミルン一家が週末や休暇を過ごした場所でもあります。
アッシュダウンの森の朝から夜を、空から野原から、草花や木々、川や空、そして風までを体験できる映像インスタレーションが展示され、視覚だけでなく聴覚や嗅覚から癒される空間が演出されています。
物陰からプーさんやその仲間が出てきそう、と思わせられ帰るのがなんだか名残惜しくなってしまいます。

まだまだお楽しみが・・・

PLAY! SHOPでは、MUSEUM利用の方のみ入場可能となっており、会場限定グッズの販売をしています。かわいらしいプーさんたちのTシャツやトートバッグ、グラスやステーショナリーなどたくさんの商品が並んでいて目移りしてしまいます。
PLAY! CAFEでは、プーさんたちの暮らすイギリスをテーマにしたメニューが展開されています。イングリッシュサンドやフィッシュ&チップスといったフードやデザートが楽しめますのでMUSEUMの余韻に浸ってはいかがですか?

SHOPやCAFEのラインナップ・価格はHPをチェックしてみてくださいね!

※PLAY! CAFEはどなたでもご利用いただけます。
企画展示「くまのプーさん」展 特設サイトはこちら

PLAY! MUSEUMってこんなとこ

PLAY! 外観「絵とことば」がテーマの、「ありそうでない」美術館
2020年6月に誕生したPLAY! MUSEUMは大人から子どもまで楽しめるミュージアムです。既存の美術館に抱くイメージを覆す、敷居の高くない、アートに親しむきっかけとなり、誰もが気軽に入れて楽しめる場所です。「絵とことば」をテーマとしており、本とは異なる表現で展示し、奥へ進めばたくさんの発見が待っている参加型の美術館はまさに「ありそうでない」空間。立川市や近隣の大学や教育機関、交通機関や商店街など価値観を共有することで立川地域に根差した施設となり市民から愛される施設となっています。
PLAY! MUSEUM HPはこちら
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