旧ゑびすや旅館は1876年明治天皇が東北巡行の際に、大隈重信らの随行者が宿泊したとされている歴史ある建物です。明治初期の建物としては珍しい木造3階建ての建物で、2,3階の内部には満開の桜が天井に描かれた「桜の間」やフナクイムシに食害された材木をあえて使用するなど、港町らしい意匠が施されている他、塩釜に関する古地図やパネルが展示されています。1階は当時の趣を残した和モダンなカフェとなっており、塩釜のご当地スイーツを味わうことができます。