国の重要無形民俗文化財に指定されている佐渡の人形芝居。大衆娯楽として地元の人々に広く親しまれており、最も多い時には40の人形座が存在していました。後継者不足により、終戦の頃には消滅の危機となりましたが、長く愛されてきた人形芝居を守ろうと島民が立ち上がり、保存会が設立されました。現在は10を超える人形座が存在し、各地の祭りや芸能行事で上演をしています。長年遣いこまれた人形と遣い手の方の織り成す所作はまさに一心同体!観る人を飽きさせることなく楽しませてくれます。