静かな緑の中で深呼吸 一面の苔のじゅうたん白山平泉寺

  • 福井
白山平泉寺・拝殿(写真提供:白山平泉寺)
人々に恵みの水をもたらす霊峰白山。越前での白山信仰の拠点として開かれたのが白山平泉寺です。この辺りは、最盛期の戦国時代には8000人もの僧兵がいた宗教都市として繁栄したと伝えられています。しかし、越前一向一揆勢に攻められ全山焼失。以降、静かに時を重ね、見事な青緑の苔のじゅうたんが広がる神秘的空間に。喧騒を離れ、心落ち着かせる旅にはピッタリな場所です。
白山平泉寺・参道(写真提供:白山平泉寺)
一の鳥居から続く石階段の参道。杉木立と苔の中をゆっくり上りながら、その景色にうっとりしてしまう・・・散策しながら癒しの時間を過ごせます。
白山平泉寺・御手洗池(写真提供:白山平泉寺)
参道横には、静かに水をたたえた池が。ここには、白山平泉寺の御神木も。
白山平泉寺・本社(写真提供:白山平泉寺)
二の鳥居をくぐり、拝殿を越えたところに本社があります。この本社は、総欅造で外観は白木造。内部は美しく彩られ、すばらしい龍の彫刻もあり、見ごたえ十分です。扉は33年に一度しか開かず、次に扉が開けられるのは2025年です。待ち遠しいですね。こんな緑豊かで神秘的な場所に、こっそり旅してみませんか?
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事