高山祭は、年に春・秋２回行われます。春は日枝神社の例祭で毎年4月14日・15日に、秋は櫻山八幡宮の例祭で毎年10月9日・10日に開催されます。飛騨の匠の技を伝える祭の屋台は、春・秋ともに国の重要有形民俗文化財に指定されています。春には１２台、秋には１１台の屋台が町を巡る姿は、まさに豪華絢爛！日本三大美祭りのひとつに挙げられています。
昼とは違う幻想的な雰囲気が魅力の夜の祭（春は「夜祭」・秋は「宵祭」）。約100個もの提灯を灯した各屋台が町をゆっくりと巡り、「高い山」という曳き別れ歌を歌いながら各屋台蔵へ帰っていきます。ゆらゆらと光の軌跡を描く提灯と、漆黒の町並みのコントラストは格別の美しさです。高山市内のホテルに泊まって、じっくり昼夜両方の祭りの雰囲気を楽しみたいですね。
