全線開通50周年!【立山黒部アルペンルート】

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2021年は立山黒部アルペンルート全線開通50周年という節目の年!そこで今年は50周年を記念して「完全再現!雪の大谷メモリアルウォーク」が開催されています。

「雪の大谷」といえば、高さ20mにも迫る巨大な雪の壁を見るために毎年多くの観光客が訪れる、春のアルペンルートの目玉ともいえるイベントです。近年は除雪技術の発達により、道路2車線を除雪して十分な空間を確保した上で、1車線を車道、もう1車線を歩行者エリアとして散策できるように開放していますが、今年は従来の「雪の大谷」500m区間のうち、50m区間を再現区間として車両のみ通行できる1車線分だけ除雪することで、50年前の開業当初のようにバスの車窓ギリギリに迫る雪壁を体感できるようにしました。
今年の「雪の大谷」の高さは14m
立山黒部アルペンルートの除雪作業で毎年大活躍している除雪車「立山熊太郎」も展示されています。4月の営業開始日までに熊太郎たちが雪を勢いよく吹き上げながらせっせと道を作ってくれるおかげで、この雪景色の中で観光を存分に楽しめるってことですね!
立山熊太郎の指の数が何代目かを表しています(5本指でパーを出しているのが5代目)
6月26日からは黒部ダムの風物詩、大迫力の観光放水が始まります。室堂にあるアルペンルート直営の「ホテル立山」は星に一番近い日本最高所のリゾートホテルとして、散策会や星空観賞会、ご来光バスなどのイベントも充実。そして秋のアルペンルートは紅葉が北海道の大雪山と並んで日本で最も早く、例年9月中旬頃からスタートします。

50周年の節目の年だからこそ、どの季節も魅力たっぷりの立山黒部アルペンルートの自然を間近に体感してみてはいかがでしょうか。
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