不朽の名作「金色夜叉」に思いを馳せる【お宮緑地】

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熱海海岸近くにあるお宮緑地は、明治の文豪、尾崎紅葉の代表作「金色夜叉」にまつわる地として、有名になりました。小説のクライマックスの舞台は熱海海岸。主人公の寛一が許嫁であったお宮の裏切りを知り、蹴るシーンは衝撃的ですが、その様子を模した「寛一お宮の像」があります。

明治時代、新聞に連載された「金色夜叉」は、その後単行本に劇化と、不朽の名作となりました。熱海市を観光都市として有名にした作品でもあります。

「お宮の松」の木の側には、石碑があり、尾崎紅葉の門徒の小栗風葉が詠んだ俳句「宮に似た うしろ姿や 春の月」が刻まれています。より一層、悲恋小説の世界に思いを馳せることができます。

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