学校建築で初の国宝指定!【旧開智学校校舎】

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長野県松本市で「松本城」に続き、2つ目の国宝が誕生しました。
令和元年に国宝指定された「旧開智学校校舎」は明治9年(1876年)に完成した小学校校舎。松本城から歩いて5分ほどのところにあり、白とブルーのコントラストが目を引きます。
昭和38年(1963年)までは大勢の子供たちの学びの場として使われてました。擬洋風建築と呼ばれる校舎は、和風と洋風が混ざり合った独特の美しさを持ち、内部は木造校舎の持つノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。
注目すべきは正面の車寄せ部分。ここに擬洋風が凝縮されています。
八角の太鼓楼と寺っぽいアーチの窓、青竜の上に雲がわきその上に二人の天使が「開智学校」の旗を掲げている、旧開智学校校舎のシンボルです。
内部もほんとに学校?と思うほどキレイで、壁は漆喰、天井は紙と、伝統的な材料で西洋っぽい雰囲気に仕上げられています。
松本観光の際は、旧開智学校校舎へぜひ訪れてみてくださいね。   
(令和6年秋頃まで耐震対策工事のため休館中ですが、隣接する「松本市旧司祭館」にて旧開智学校校舎の紹介展示・ミュージアムショップをおこなっています。)

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