駅舎に寄せ書き♪地元小中学生による下浜駅への愛

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駅舎の塗りなおしまでの期間限定!子どもたちによる寄せ書きでラッピングされた駅舎

皆さんは下浜駅という駅をご存じですか?

この駅は羽越本線にある無人駅です。
海水浴場に歩いて遊びに行くことができ、主要駅の秋田駅からも4駅という立地の駅です。私たち秋田運輸区乗務員は羽越線を乗務している中で、こうした魅力を感じながらも駅舎の外壁塗装がボロボロになっていることに気づきました。
この駅はいずれ全面塗装で塗り替えられる計画が立てられていました。

そこで、どうせ塗り替えるならその前に何か面白いことができないかと考えた結果、地元の小・中学生から下浜への日頃の感謝の気持ちを込めた寄せ書きを外壁に書こうと考えました。これにより、ただの交通手段としての駅から愛着の湧く地元の駅になり、さらに地域の活性化にもつながるのではと考えました。地元の下浜小学校、中学校の生徒たちと一緒に「下浜のいいところ、好きなところ」をテーマに日頃の感謝の気持ちを下浜駅舎の外壁に書き込んでもらいました。

寄せ書き当日は、炎天下の中ではありましたが、終始笑顔で元気に作業を行えました。
生徒達からは、
「楽しかったです。駅舎に文字を書き込むという貴重な体験をさせていただき感謝しています」
「Instaglamにも載ってそうなおしゃれな駅になった!」
という声をいただきました。地元への熱い思いや、生徒達の表情から我々もさらに地域と連携して盛り上げていこうという気持ちに繋がりました。この寄せ書きは7月2日まで掲示し、その後塗り直しが行われます。

(この記事はJR秋田運輸区より寄稿いただきました)

【下浜駅の歴史】
1920年2月(大正9年) 初代駅舎開業
1999年3月(平成11年) 2代目駅舎建設・運用開始

地元の子どもたちによる下浜駅への愛あふれる案内が見られるのは7月2日までとなります。お近くにお越しの際はキレイな海を眺め、寄せ書きを元に子どもたちがおすすめする場所へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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