開創700年!曹洞宗の大本山總持寺祖院

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©石川県観光連盟
大本山總持寺祖院は、2021年で開創700年を迎えます!

總持寺は1321(元亨元) 年に瑩山禅師が創建。永平寺と並ぶ曹洞宗の大本山として栄えてきました。しかし、1898(明治31)年の大火で境内を焼失し、本山は輪島市から横浜市鶴見区に移され、かつて大本山があった地は祖院となりました。祖院はその後、山門、仏殿などが再建されて蘇り、消失を免れた建物とともに根本道場の威厳を伝え、今も総欅造りの風格ある山門や法堂、仏殿などが残ってます。2007年の能登半島地震により伽藍が大きな被害を受けましたが、被災から14年の時を経て復興工事がすべて完了。古刹の全容を見ることができます。
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伽藍の多くが国の登録有形文化財に指定されており、県指定有形文化財も数多くあります。絹本十六羅漢図や金銅五鈷鈴、山岡鉄舟の襖書など、貴重なものばかりです。特に、親子二代の名工が、瑩山禅師の生涯を20年かけて彫り上げた欄間は圧巻です。
法堂の入り口にも見事な彫刻が施されています
襖に書かれた山岡鉄舟の書
大本山總持寺祖院では精進料理や坐禅体験、雲水の衣装に着替えて記念撮影などもできます。参道として栄えた總持寺通り商店街でも開創700年を盛大にお祝いしようと様々なイベントを企画中です。この機会にぜひ禅の心に触れてみてはいかがでしょうか。
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