七薬師掛けの風習・信仰の山【七ツ森】

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七ツ森とは笹倉山、松倉山、撫倉山、大倉山、蜂倉山、鎌倉山、遂倉山を総称したもので、特に盟主は笹倉山で孤高を誇っています。約20キロ離れた仙台市内や仙台城から連山の山並みを眺めることができます。七ツ森の各山頂には薬師如来が奉られていて、 この7つの薬師如来を1日で詣でることを七薬師掛けといいます。 なお、現在の笹倉山の本尊の御神体には包帯が巻かれていますが、それは若き日の伊達政宗が狩りの不調に短気を起こして笹倉山の薬師如来を鉄砲で撃ち壊したという逸話に依るものです。今もこの7つの山を1日で登り詣でる風習があります。どの山も低山が多く、最も高い笹倉山でも標高506メートル程ですが体力や装備に合わせた無理のない登山をするようにお出かけください。
当ページで使用する写真は、一般社団法人東北観光推進機構より引用しました。
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