小町堂は平安時代の歌人、小野小町を奉る御堂として建てられました。小野小町は湯沢市小野字桐木田に生まれたといわれています。平等院鳳凰堂を模して造られた鮮やかな朱色の建物で、年に一度の小町まつり(毎年6月の第2日曜日)にて、本堂が開けられ、木彫りの小町像を見ることができます。容姿や才能に優れ、当時の六歌仙、「三十六歌仙」にも名を残し、世界三大美人の一人といわれた小野小町。晩年は世を避け、ひとり静かに歌を詠み、92歳で幕を下ろした小野小町の生涯をぜひ感じてみてください。