藩政期の面影を残す【長町武家屋敷跡】

  • 石川
  • 観光する
金沢の繁華街香林坊近くにある長町武家屋敷跡。昔ながらの土塀や石畳の町並みに藩政期の武士が暮らした名残があちらこちらに。用水の流れが、港からの物流を支え、生活には欠かせない水源を作っていました。繁華街から1本道を外れると違った風景に出会えます。
石畳や土塀の土台の石は、金沢の郊外の戸室山山麓の戸室石。金沢城の石垣の大半は戸室石が使われている。赤っぽい色の「赤戸室」と青っぽい色の「青戸室」があり、武士の階級によって使われる石が違い、土台の石垣の高さも違ったとか・・皆さんのお好みの石の色はどちらでしょうか。
通りの一角に藩政時代からの薬種商「中屋薬舗」の建物を移築した「金沢市老舗記念館」で昔ながらの薬屋さんの風景が楽しめます。2階には、各老舗に伝わる生活用品や町民文化に関する資料が展示されています。金沢ならではの「婚礼模様」の数々が展示され、その豪華さにも圧倒されます。(しまった・・撮影している様子が写り込んでしまった)
1階は、当時の店先を再現した「みせの間」、書院の間や茶室が残り、レトロな薬のパッケージが展示されています。タイムスリップしたような感じです。
可愛いカフェも続々オープンし、再注目のスポットです。
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事