名取熊野三社の中心【熊野神社】

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こちらのお社は1123年、熊野新宮社として創建され、以後東北地方における熊野信仰の中心として隆盛を誇り大きな権力を持つに至りました。神池の浮島に建つ神楽殿では、毎年4月と10月の例祭で熊野堂神楽が披露され、池の中に組み立てた特別な舞台で舞われる熊野堂舞楽は、年1回、4月の例祭の時しか見ることができない貴重なもので、神楽と共に県指定の無形民俗文化財になっています。
***全国で3000社以上ある熊野神社のうち、東北地方には700社ほど存在しています。その東北地方のなかでも熊野信仰の中心的存在にあったのが名取熊野三社で、仙台湾を熊野灘、名取川を熊野川、高舘丘陵を熊野連山に見立て、熊野本宮社・速玉大社・那智大社の三社をそれぞれ別に勧請しています。このような地理的に・方角を見立てて別々に勧請しているのは大変に珍しく全国でもここ名取だけと言われています。
当ページで使用する写真は、一般社団法人東北観光推進機構より引用しました。
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