白石川上流の自然の造形美【材木岩公園・検断屋敷】

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七ヶ宿ダムは、阿武隈川水系の白石川上流にある仙台市の水がめの1つであり、宮城県最大のダムです。そのダムの直ぐ下流には国指定の天然記念物である小原の材木岩というものがあります。高さ100m、長さ200mほどの範囲に、火山岩の一種であるデイサイトの柱状節理によって形成された雄大な断崖絶壁が、材木を並べたかのような様子であることから材木岩と呼ばれるようになりました。
材木岩の春を祝う「春の検断屋敷まつり」では、白石川の真上につるされた鯉のぼりと桜がとてもきれいに峡谷を彩ります。白石川の流れや、奇岩にして壮大な材木岩、往時の街道の面影を残す検断屋敷。季節ごとに変わる表情はとても豊かです。四季の表情を眺めにお出かけください。

検断屋敷とは江戸中期の建物であるとされ、茅葺きの平屋建てで七ヶ宿街道沿いでは本陣に準ずる宿泊・休憩所として利用されていたそうです。

当ページで使用する写真は、一般社団法人東北観光推進機構より引用しました。
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