鹿島台地域の歴史と草鞋村長の功績を学ぶ【鎌田記念ホール】

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現在の宮城県大崎市にあたる陸奥国志田郡出身の鎌田三之助は、仙台藩士の流れをくむ家柄で、祖父、父と3代に渡り治水事業に生涯を捧げてきました。鹿島台村長に就任し10期38年間に渡り村長にあって品井沼干拓事業に尽力、村長として村財政の建て直しにも尽力し、村長在任中、無報酬を通し粗末な身なりでわらじを履いて村内を巡回したため、村民から「わらじ村長」と呼ばれ親しまれておりました。
鎌田記念ホールは江戸時代から300年かかった品井沼の干拓事業を課題としたテーマミュージアムで、当時の学校をイメージしたブースでは鎌田三之助物語の映画の上演や、鎌田三之助の生涯を4つに分けた紹介、水害との戦い、品井沼開拓の歴史などが紹介されています。現代の美田広がる鹿島台地域の歴史と、先人の労苦に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか?
当ページで使用する写真は、一般社団法人東北観光推進機構より引用しました。
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