口の中は戦場だ!世界遺産で面白いアイス見つけました【富山県南砺市】

  • 富山
  • 食べる
菅沼集落 写真提供:奈雲 誠
世界遺産に登録されている合掌造りで有名な五箇山。1995年に日本で6件目として登録されましたが、なぜ世界遺産に登録されたかご存知ですか?「合掌造りが残っているから」はもちろんですが、合掌造りで現在でも人々が生活をしている事や「顕著で普遍的価値を有している」事に高い評価をいただいたようです。では、その普遍的な価値とは?一体・・・・。
※囲炉裏の周りの床下を2m程の穴を掘って、塩硝を作ったようです
実は合掌造りは住居がメインではなく、工場として3つの産業を確立した事が高い価値を生みました。1つ目が夏場に2階で養蚕。2つ目は冬場に土間で和紙漉きを行いました。3つ目は合掌造りの床下で加賀藩の軍事機密として、火縄銃に使われる火薬の材料である「塩硝(えんしょう)」を作っていたようです!五箇山の塩硝は当時、国内で量・質共に最高レベルと称さていたようです!そんな激動の物語を感じながら食べる事ができるのが、世界遺産菅沼集落内の「お休み処あらい」に販売している”塩硝あいす”です。
塩硝あいす
いざ、食べてみるとまさに口の中で、戦国時代の合戦が繰り広げられるかのように、アイスの中の粒が弾かれますが、
爽快感抜群!そして、よもぎ風味のアイスと相性抜群です。暑い夏が吹き飛ぶような「塩硝あいす」を是非一度、ご賞味ください。
黒い粒が口の中でパチパチ
菅沼集落「土産・お休み処 あらい」
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事