富山県高岡市のものづくりの歴史は古く、約400年前に前田利長公が城下の繁栄を図るため、7人の鋳物師(いもじ)を招き、拝領地を与えたことからはじまります。加賀藩の庇護や町民の努力で、高岡の鋳物産業は大きく発展しました!現在でも全国で高いシェアを誇っているといわれています。特にものづくりが盛んなエリアとしては、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている千本格子が特徴的な「金屋町」です!
風情ある町並を散策するのも良いですが、金屋町には高岡鋳物の工房がいくつもあり、鋳物体験やアクセサリー、インテリアにも使用できるグッズなど多彩です!そして、高岡鋳物の発祥地金屋町の歴史を深く知るならぜひ「高岡市鋳物資料館」へ。お寺にある釣鐘の多くは高岡市で作られていたなど、身近なものが実は高岡市で作られたものだったりするかもしれませんね。富山県へお越しの際は、北陸新幹線が停車する新高岡を利用して、金屋町にもお立ち寄りいただくのはいかがでしょうか。