日本のベニス!?約50分の内川遊覧&12橋巡り【新湊観光船】

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日本海に面した富山県射水市の内川沿いは、北前船の寄港地として栄えたエリア。港町風情あふれる内川は、富山新港から東西約3420メートルを結ぶ運河で、海から海へとつながる珍しい川です。川べりには民家が立ち並び、川の両岸に漁船が連なって係留され、どこか懐かしさを感じさせる風景から「日本のベニス」といわれています。
一際目を引くベンガラ色の東橋
内川観光の楽しみの1つが、川にかかる個性豊かな12の橋巡り。
橋にはそれぞれ特徴があり、スペインの建築家セザール・ポルテラ氏に基本デザインを依頼し、全国でも珍しい歩行者専用の切妻屋根付きの「東橋」や、郷土出身の竹田光幸氏制作の大理石で作られた4基の手の彫刻がある「山王橋」、地元新湊出身の工芸作家大伴二三弥氏のステンドグラスが鮮やかな「神楽橋」など、一風変わったさまざまな橋を楽しむことができます。

内川沿いには面白いお店がいくつもあるので、ゆっくりお散歩するのもいいですが…おすすめなのが海王丸パークから出航する新湊観光船に乗って楽しむ、船上からの景色です!橋の下をくぐる時に頭上スレスレのところを通るので、船の後方デッキに出るとその都度しゃがんでアトラクション気分で楽しめます。途中にある「川の駅 新湊」でも乗降できます。
乗船手続きをすませたらいざ出発!
橋が船上ギリギリでスリル満点です
内川だけでなく、海上での景色も船旅の楽しみ。出発してすぐ、海王丸パークの象徴である帆船「海王丸」の真横を通過し、大きくて真っ白な新湊大橋をくぐって真下のアングルから見ることができます。船のまわりをカモメが飛んでいる時はエサやりを体験することも可能です。
天気の良い日は車で新湊大橋の上を走るのもおすすめ
エサがなくてもカモメが結構近くまで来ます
どこか昔懐かしいノスタルジックな雰囲気と、潮の香り、港町で培われてきた歴史・文化が感じられる内川めぐり。ゆっくりと流れる景色と時間を楽しみたい方はぜひ約50分のクルーズ旅はいかがでしょうか?
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