さんまち通りにある「飛騨高山茶寮 三葉」は日本の文化である茶の心を広く発信するため、2018年にオープンしました。江戸時代に町年寄を務めた屋貝氏宅跡にある町家を活用した落ち着いた雰囲気の店内では、座敷や個室、テラス席などで上質なお茶のほろ苦さを活かしたお食事やスイーツ、ドリンク等、 こだわりの厳選メニューを楽しむことができます。
夏にぜひ食べてほしいのが「抹茶エスプーマかき氷」。まず見た目のインパクトがすごい!ふわふわの氷を覆っているエスプーマはTHE抹茶という感じで甘さ控えめで濃厚な味わい。セットについてくる抹茶シロップや別皿のあんこや白玉と一緒に食べるとちょうどいい甘さでした。そして何より嬉しかったのが横に添えられた塩昆布のサービス。かき氷のサイズがかなり大きめなので最後までちゃんと食べきれるか不安でしたが、途中で塩昆布をつまむことで塩気で口の中の甘さがリセットされ、最後までおいしくいただくことができました。
他にもおすすめなのが「抹茶モンブラン」。タルト生地とアイスの上に自家製抹茶餡をたっぷり使っていて、こちらも濃厚な抹茶を楽しめる一品です。かき氷もモンブランも抹茶以外にほうじ茶味も選べますし、春にはピンク色がかわいいさくらモンブランも販売されていたようなので、季節限定メニューも要チェックです!
古い町並には食べ歩きにぴったりなお店が多いですが、おしゃれでゆったりと寛げる町屋カフェもたくさんあります。歩き疲れた時にはぜひ立ち寄って、レトロな雰囲気の中でおいしいスイーツに癒されてみてはいかがでしょうか?