明治の趣を残すレトロな木造駅舎のそばで味わう地元産使用のこだわりスイーツ【戸出ジェラート】

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JR城端線の「戸出駅」は、富山県内で最も早く開業した中越鉄道の駅舎として建てられました。大正9年に中越鉄道は鉄道省(国鉄)中越線の駅となり、昭和17年に城端線と名前を変え、国鉄の分割民営化でJR西日本の城端線になりましたが、明治29年竣工という駅舎が開通当時のまま残されており、「とやまの近代歴史遺産百選」の1つになっています。同じ城端線の福野駅と並んで秋田県以南の日本海側で現存する最古の駅といわれています。
そんな戸出駅を出てすぐ目の前にあるのが「戸出ジェラート」。ここは戸出町の観光案内所でもあり、地元で人気のジェラートやマカロンの専門店です。戸出ジェラートでは、高岡市のClover Farm直送の搾りたての生乳を使用したミルクジェラートをベースに、富山湾の塩や旬のフルーツなど地元食材を使ったこだわりのフレーバーが楽しめます。
この日は一番人気のフレッシュミルクと、高岡市福岡産の安納芋を選びました。このミルクは濃厚というよりはさっぱり系で優しい味わい。安納芋も少しねっとりとしたサツマイモの甘さがありつつも意外と爽やかなくちどけでした。ダブルのカップで注文すると、まず1つ目の味でカップ一杯にして、その上にもう1つのフレーバーをのせて、さらにちょっぴりおまけでもう1種類と小さなコーンを付けてくれるので結構なボリュームがあります。(この日のおまけはチョコミントでした!)コーンで注文してもこぼれ落ちそうなほど盛り盛りにしてくれますし、さらに追加でマカロンをトッピングすることもできるのでおすすめです。
夕方頃に行くともう残りわずかになっていました…
マカロンも美味しそう
個人的にはピスタチオや季節限定の富山県産梨ソルベが好きなのですが、16時すぎに行ったらすでに売り切れていて残念…次はもう少し早めに来店したいと思います!店内にイートインスペースがありますが、外にはベンチもあるので、天気の良い日はぜひ木造のレトロな戸出駅舎を眺めながらご賞味ください。
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