仙台・名取の今を知る!復興エリアの魅力を再発見!
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東は太平洋、西には蔵王の山々が連なり、海・山・川・平野が調和した自然豊かな宮城県。 東日本大震災で被害を受けた場所も多くありますが、震災から10年が経ち復興も一歩ずつ進んでいます。 今回はその地域の一つ、仙台市・名取市の東部沿岸地域の新たな魅力に迫っていきます!
1年を通じて果物が穫れる体験型観光農園
かつては海沿いの集落に約800世帯が暮らしていた荒浜地区ですが、2011年東日本大震災の大津波により壊滅的な被害を受け、かつての街並みは失われてしまいました。
この場所をもう一度、人々の笑い声と笑顔が集う場所にしたい、という想いが込められ作られたここ「JRフルーツパーク仙台あらはま」では1年を通して旬の果物の摘み取りが体験できます。
ブルーベリーやイチゴ、リンゴ等8品目156品種が栽培されており、カフェ・レストランと直売所も併設されています。カフェ・レストランでは、ホテルメトロポリタン仙台のシェフがプロデュースし、農園と地域の旬の食材をメインとした料理やデザート、ドリンクをお楽しみいただけます。
日曜日の朝はここで決まり! 宮城の海の幸を堪能
毎週日曜日・祝日に開催される朝市では、新鮮な海の幸だけでなく、地元の野菜や果物なども並び、地元の方はもちろん観光客も多く集まる人気の朝市です。
炉端焼きや海鮮以外のグルメも楽しめる他、誰でも参加することができるせり市も開催されているのも魅力の一つです。
朝市で買った魚介を焼いて食べることができる炉端焼き。
旬の味覚をぜひご堪能ください!
ゆりあげ朝市の目玉せり市!
お好みの商品があったら、うちわを高く上げ、番号をせり人に見せて下さい。
自分の番号が呼ばれたら競りの成功!小さいお子様でも楽しく参加することができます。
閖上のランドマーク
閖上でとれた海の幸を楽しむことができるのはもちろんラーメンやかまぼこ、スイーツ等閖上のソウルフードが集結しているスポットです。
名取川の川辺に創られているかわまちてらすは太平洋を望む開放的な環境に位置しており、水辺テラスとして川沿いも整備されています。
堤防の上に立つと太平洋の水平線まで見渡すことができ、心地よい風を感じながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
周辺には名取市サイクルスポーツセンターも設置されているため、天気の良い日は閖上の街を自転車で散策するのもおすすめです。
東北最大級のパフォーマンス!
うみと人、水と人との新しいつながりをうみだす水族館として、2015年に震災で被災し、閉館した松島町の「マリンピア松島水族館」から生き物やスタッフの一部を引き継いで、「仙台うみの杜水族館」が新たにオープンしました。三陸の豊かな海を再現した大水槽や東北最大級の観覧席を有するイルカ・アシカのパフォーマンス、またほややヒトデなどと直接触れ合うこともでき、魅力満載の水族館です。