レンガ造りの4連アーチ橋【めがね橋】

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写真提供:ググっとぐんま写真館

国重要文化財の近代遺産

高崎と直江津を結ぶJR信越本線において、勾配の険しい横川~軽井沢間の11.2kmだけが未開通となっていましたが、1893年この区間が開通し信越本線が全通となり、太平洋側と日本海側が鉄路で結ばれることとなりました。

正式名称は「碓氷第三橋梁」と呼ばれるこのめがね橋は、碓氷峠のほぼ中間にある、高さ31m、長さ91mの4連の美しいアーチが特徴です。使われたレンガの数は203万個にのぼる日本最大のレンガ造りのアーチ橋で、その光景は圧巻です。

現在は鉄道は廃線となりましたが、廃線敷を利用した遊歩道「アプトの道」として整備され、橋の上を歩いて渡ることができ、階段を下りて橋を見上げることもできます。秋の紅葉のシーズンなどは赤茶色いレンガの色があたりの雰囲気と非常にマッチします。今は碓氷峠の急勾配を実感することはできませんが、めがね橋付近を散策すると、以前の碓氷峠を鉄道で越える大変さがきっと分かると思います。鉄道の近代化遺産をぜひ味わってみて下さい!

新緑の時期も紅葉の時期にも赤茶色のレンガがマッチ!

写真提供:ググっとぐんま写真館
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