羽田空港第3ターミナルの3階出発ロビーから上を見上げてみてください。現代的な建物に木材を使った江戸の町が見えます。ここに架かるのが「はねだ日本橋」です。吉野産の総檜(ひのき)造りで、幅・長さとも当時の日本橋のおよそ半分のサイズで復元されています。現代と過去が共存する空間で、日本の風情を感じてください。
東京都中央区に日本橋が架けられたのは1603年。「はねだ日本橋」は19世紀前半の日本橋をベースに復元され、壁面には「江戸図屏風」のレプリカが展示されていています。かつての江戸の町の賑わいを感じることができ、江戸の景観を描いた数少ない史料のひとつです。日本橋から望むターミナル内も必見です。当時も今も変わらぬ日本橋から、あなたの旅をスタートさせましょう。