洪水から市民を守る大空間【首都圏外郭放水路】

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写真提供:一般社団法人 埼玉県物産観光協会
首都圏外郭放水路は、洪水を防ぐために建設された世界最大級の地下放水路です。中川・綾瀬川の流域は、土地が低く水がたまりやすい地形となっています。また、川の勾配が緩やかで、水が海まで流れにくいという特徴があるため、水位が下がりにくく、何度も洪水被害に見舞われてきました。
近年では、都市化が進み、降った雨が地中にしみこまず、一気に川に流れ込むことにより、洪水が発生しやすくなっています。首都圏外郭放水路の完成によって、周辺地域で浸水する家屋の戸数や面積は大幅に減り、流域の洪水被害は大きく軽減しました。
そんな大活躍の「首都圏外郭放水路」の役割をもっと深く知っていただけるように、地下神殿「調圧水槽」や、作業用通路やポンプ室、ガスタービン部、インペラ部などの4つの見学コースが設定されています。首都圏外郭放水路の壮大さをぜひご体感ください。    
※見学には予約が必要となりますのでご注意ください。
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