庄内地方の在来野菜「カラトリ芋」と芋がら作り体験【山形県庄内町】

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庄内町の観光ガイド「つや美ちゃん」と冬の保存食「芋がら」

庄内地方 秋の味覚「カラトリ芋」

庄内地方に伝わる秋の味覚、里芋の一種であるカラトリ芋は、地元では“ズイキ芋”とも呼ばれ、郷土料理に欠かせない在来野菜です。親芋、子芋、茎、葉の一部に至るところまで余すことなく食べることができ、濃厚でねっとりとした食感としっとりまろやかな味わいが魅力的。カリウムやカルシウム、鉄分が豊富で、不足しがちな栄養を補うことができるので、免疫力を高めたい今の現代人にもってこいの食材なのです。
カラトリ芋鍋(イメージ)

収穫体験と冬の保存食「芋がら」作り

そんな古くから親しまれてきたカラトリ芋に触れてもらおうと、庄内町では収穫体験と冬の保存食「芋がら」作りを毎年行っています。
収穫の様子 大きいと高さ180cmになるものも!
芋がらは昔ながらの藁で編んでいき、慣れない作業に最初は苦戦しますが、コツを掴むととても楽しい!小さなお子さんには針金ハンガーで作る現代版の芋がら作りもできますよ。編んだ後は、軒下などに干してから1週間ほどで食べることができます。

ところで「芋がら」とは…

芋がらは冬の保存食として、古くから山形県民の食を支えてきました。山形県の冬の郷土料理・家庭料理として有名な納豆汁には欠かせない食材で、県民に親しまれています。納豆汁以外でも、けんちん煮やお正月のお雑煮に入れる家庭も。
藁で芋がらを編んでいる様子
針金ハンガーでも作れます!

庄内町で楽しく食育体験を

地域に根差した農業体験を通し、お子さんの食育にもうってつけの体験をしに、庄内町へ遊びに来ませんか?

情報・写真提供:庄内町観光協会
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