江戸の総（すべ）てを鎮（しず）め守（まも）る神社【神田明神】

御祭神として、一之宮には縁結びの神であるだいこく様「大己貴命（おおなむちのみこと）」、二之宮には商売繁昌の神であるえびす様「少彦名命（すくなひこなのみこと）」、三之宮にあらゆる勝負運の神であるまさかど様「平将門命（たいらのまさかどのみこと）」が祀られています。
なので、主に縁結び・商売繁昌・健康祈願・勝運のご利益を得ることができるのですが、中でも縁結びの神である大黒様は、男女の縁だけでなく仕事に関する縁ももたらすご利益があると言われているようです。そのため、企業による参詣が圧倒的多数を占めていて、都心の仕事運と商売繁昌を祈願するうえで欠かせない神社となっています。

また神田明神は、2年に1度行われる「神田祭」も有名です。日本三大祭り・江戸三大祭りの1つにも挙げられている祭事です。
見どころは、平安時代の衣装をまとった500人ほどの行列「神幸祭(しんこうさい)」。近代的な街並みを平安装束を来た人々が歩く様子は特に印象的なので、こちらもおさえておきたいですね。