写真好きにはたまらない⁈ JR北陸本線に残るトンネル

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明治26年2月に審議された北陸線の概要を見ると敦賀―金沢―富山までの約200㎞の路線にトンネルを設けて開通することになり、現在も209か所が残っています。そんなトンネルの中でも福井県の細呂木駅と牛ノ谷駅間の金津町沢地区には煉瓦積みのアーチ橋梁が残っています。
谷寺川橋梁は、南側が6mほどコンクリートで継ぎ足しされているが、現在も上を北陸本線が走っています。煉瓦積み部の長さが約15m、アーチ半径が2.3mあり、下部の腰壁を加えると高さが3.5mあります。
旧北陸本線のトンネルを過ぎ、山道を進むと現在の北陸本線のトンネルに続き、さらに道が続きます。ちょっとした冒険です。どこまで続くのかわかりませんが、北陸本線敷設当時を偲ばせる煉瓦積み橋梁としては、貴重な遺産であり、敷設当時のものがそのまま現存しているものは、ほぼ無いようです。
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