群馬の桃源郷【小夜戸・大畑花桃街道】

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写真提供:みどり市観光課

わ鐵(わてつ)に乗って桃源郷

群馬県桐生市から栃木県日光市の渡良瀬川沿いを走る「わたらせ渓谷鐵道」、通称「わ鐵(わてつ)」。わ鐵沿線の花輪駅から歩いて約15分ほどの場所にある「小夜戸・大畑花桃街道」は、ぜひ春に訪れたいスポットです。花桃の1種である「しだれ桃」が約2㎞の間に1,500本以上並ぶ街道で、白や桃色、濃いピンク色と、3色のグラデーションのように咲く景色は、まさに桃源郷。花桃は、地元の人たちが30年以上かけてコツコツと植えたもので、苗木の間は、シカから守るために1本1本にネットを被せて保護をし、愛情をかけて育てられた花なのです。「花桃10,000本植樹」を目指し、今も年間数百本ずつ植樹を続けているそうですよ。花桃は、ぼんぼりのような形の花がとても可愛らしく、花が大きいのでとても豪華に見えます。
毎年4月中旬頃に「小夜戸大畑花桃まつり」が開催されますが、2021年は新型コロナウイルスの影響により中止となりました。ですが、イベントがなくても街道沿いの花桃を鑑賞しながらお散歩するだけでも十分に春を満喫できます。花桃の名所「小夜戸・大畑花桃街道」、わ鐵に乗って車窓から景色を楽しむのもよし、歩いて散策するもよし、春の桃源郷を旅しにお出かけしてみてはいかがでしょうか。
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