Antique Antique 佐原・小野川沿いのトラットリア

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商家の畳蔵を改造したイタリアンレストラン

江戸時代、舟で江戸に藩米を運ぶために利根川の水運が開発され、佐原は『江戸優り』と呼ばれるほどに栄えました。小野川の両岸には、今でも江戸の風情を残す町並みが広がります。佐原の歴史的町並みは、1996年に関東で初めて、「重要伝統的建造物群保存地区」として選ばれました。今回ご紹介するトラットリア、Antique Antique(アンティークアンティーク)は、中村屋商店(創業明治7年)の畳蔵を改造したお店で、床には畳を運んでいたトロッコの当時の線路が残っています。中村屋商店の建物は、安政2年(1855年)の建築であり、千葉県有形文化財に指定されています。

小江戸の商家と瀟洒(しょうしゃ)なインテリア

店内は、伝統的な日本家屋の構えとは対照的に、ヨーロッパ調のインテリアです。100年前のアンティークのテーブルや、足踏みミシンを使ったユニークなテーブルなど、オーナーのこだわりを感じます。奥にはレコードのコレクションもあり、ディナータイムには音楽も素敵に雰囲気を演出してくれそうです。ワインリストの豊富な種類は千葉県屈指で、ワイン好きには一見の価値ありです。二階は、レストランウエディングにも対応しているそうです。

小江戸・佐原の新星トラットリア

<パスタセット>大根のスープ 前菜の盛り合わせ サルシッチャとブロッコリーのペペロンチーノ
シェフにお話をうかがったところ、地元でとれる旬の食材を使ったメニューを創作し、イタリアのお菓子カンノールやリンゴのタルトなどのドルチェにも力を入れているそうです。自家製のイタリアンソーセージ、サルシッチャは自慢のメニューです。
佐原のリストランテ『カーザ・アルベラータ』の姉妹店としてリニューアル。平日はワンプレートランチもあります。1日10食の数量限定のメニューは、行ってみてからのお楽しみ?!
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