激しいぶつかり合い!「けんか山」にかける心意気

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富山県高岡市伏木地区の春季例大祭「伏木曳山祭」。別名を「けんか山」。町民数千人という伏木地区で毎年行われている祭です。伏木の町は、その昔、越中国(現富山県)の国府が置かれていた町です。そんな伏木で開催される「けんか山」は、町の誇りとも言える祭で、伏木神社に奉納される曳山が静と動を表すかのように姿を変える様は圧巻です。
伏木の各町内で個性的な「やま」が作られ、昼は、花飾りがつけられ豪華絢爛な姿で町を曳きまわします。そして、夜になると花飾りをとり、たくさんの提灯を身にまとった戦闘姿「けんか山」に様変わりします。
それぞれの「やま」をぶつけあう「かっちゃ」が始まります。「かっちゃ」とは、「かちあう」が訛った言葉とされていますが、その言葉の通り、8tもの曳山をぶつけ合う祭りのクライマックスは、ぶつかりあう迫力のある音と若衆の威勢のいい掛け声で最高潮に達します。
毎年5月15日に開催されていた「けんか山」は、2022年度から5月第3金・土曜日の開催に変更されます。深夜まで続く迫力の祭を見てみませんか。


※画像提供:高岡市観光協会
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