【販売は終了しました】2月10日発売!いわてローカルガストロノミーBOX

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岩手のブランド食材を使用し、岩手の一流シェフが手掛けた魅力満載の品々をご自宅でお召し上がりいただける「いわてローカルガストロノミーBOX」が2月10日から発売開始いたします。鮑・雲丹・いわて短角牛・ほろほろ鳥など、食材王国岩手ならではの特別な料理をぜひご堪能ください。

■商品内容(1~2人前分)
①毛ガニとリンゴの前菜(1パック2ヶ・約40g/容器別)
②ジオラマ(1パック・約42g/殻別)
③花巻石黒農場(岩手県)ほろほろ鳥のバロティーヌ(1パック・132g~148g)
④いわて山形村短角牛のロースト(1パック・87g~114g)
⑤コマクサ杜仲茶ポークのリエット(1パック・約120g)

■価格
 期間限定特別価格 9,800円(送料・税込)
■販売個数
 限定19セット
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テーマ食材①山形村短角牛

短角牛は日本短角種という和牛の一種。旧南部藩の頃、内陸と沿岸の物資輸送に使われていた南部牛がルーツ。明治以降輸入されたイギリスのショートホーン種と南部牛の交配により現在の短角牛が誕生しました。短角牛は、春には広大な放牧地に母子で放牧し、秋に里に下りてくる「夏山冬里」方式をとっています。無農薬の豊富な牧草と広大な大地、高原の空気と水の中、のびのびと野山を駆け回りながら過ごします。雪深い冬は牛舎の中で春を待ちます。春〜秋は無農薬の牧草を食べ、冬は牛舎で国産100%の飼料で育てる。山形村短角牛は北上高地の厳しい自然環境に適応してきました。放牧期間中には自然交配も行われ、厳寒期に出産するというサイクルを繰り返します。人工授精、屋内飼育が一般的な黒毛和牛とは異なり、牛本来が持つ生命力と風土の特徴を活かした飼育方式が短角牛の大きな特徴です。現在短角牛は国内の肉用牛の1%程度と、希少価値の高い牛となっていますが、健康で質の良い赤身肉は旨味が強く、黒毛和牛と比べ、本来の肉の旨味を楽しめます。霜降りを重要視するの日本の肉質評価では評価の難しいところですが、イタリアンやフレンチのシェフなど、多くの料理人たちに高い評価を受けています。自然の中で育つ山形村短角牛の肉質は、低脂肪で味の良い赤身が特徴。霜降り重視の黒毛和牛の肉質評価とは異なる価値基準で、健康的な牛に育てています。しなやかにひきしまった短角牛の赤身には、旨味の源となるグルタミン酸やイノシン酸などもたっぷり含まれており、噛むほどに味わいが増す滋味の豊かさが自慢。健康志向から注目が高まっています。

テーマ食材②ほろほろ鳥専門 農家 石黒農場

原産はアフリカのギニア地方。現在のアルジュエリア、モロッコにあたる地域、熱帯地方に生息するキジ科の鳥です。特殊鳥といわれるだけに、非常に神経質。飼育の作業は最小の人員で、できる限り静かに会話も控えめ、動作も歩行も緩慢に、服装も刺激がない同色に…等、細心の注意をして作業をしないと、卵を産まなかったり、卵の品質が悪くなったりというほどです。しかしながら、昔から改良されてなく、病気に強いというのが特徴。キジ科なので、キジ肉に似ていると言われますが、キジ肉特有のにおいやクセがありません。また、コクがあり肉質がやわらかく、とてもジューシーで口の中でとろけるような食感です。ヨーロッパでは鶏に比べ、肉質のよさ、食感等の評価が高く「食鳥の女王」として一般家庭でも、高級食材としても需要が高い食材ですが、食材としては、むしろ日本料理によく合う、クセのない食鳥だといわれています。脂肪は、良質の脂肪なので低コレステロール!そしてコラーゲンがたくさん含まれています。鶏肉より脂肪が少なく、タンパク質が多く鉄分は牛肉と同程度で魚の3倍以上あり、ビタミン類も豊富です。

テーマ食材③コマクサ杜仲茶ポーク

臭みのない柔らかくて美味しい肉質
陽が差し込むステンドグラスを使用した環境
杜仲茶は「杜仲」という中国原産の木の葉を使用したお茶です。 ダイエットにいいと言われていますが、その他にも「血圧を下げる」、「悪玉コレストロールを減らす」など、生活習慣病の予防にも役立つとされている漢方。更に女性にうれしいのは、美容にいいと注目されているコラーゲンを維持する機能を向上させるとも言われています。杜仲茶ポークは広大な岩手山のすそ野に広がる飼育舎で育てられいる、「八幡平コマクサファーム」のブランドポークです。飼育舎はステンドグラスを通した陽光が差し込み、BGMにはクラシック音楽が流れています。肉質は細やかなで弾力があり、豚肉特有の臭さがなく、脂のコク、赤身の旨味に富んだ美味しいお肉です。

テーマ食材④アワビ・ウニ

独特の地形ならではの景観美
三陸産ならではの濃厚な旨みのあるアワビ
岩手県を含む三陸海岸は、その景観美と並んで、新鮮でおいしい魚介も魅力です。三陸海岸の沖合いは太平洋プレートの沈み込みで深くなっており、日本海溝まで到達しています。この海は北東大西洋海域、北西大西洋海域と並んで世界有数の漁場のひとつとされています。三陸海岸の独特の入り組んだ地形から、ワカメや昆布が豊富。それらの海藻をたっぷり食べて育った三陸産のウニやアワビは、上品で濃厚な旨みがあります。
三陸独特の海溝で育つウニ
濃厚なウニ

ガストロノミ―BOX開発シェフ 鹿澤 靖幸 氏

地元の食材を使った美食で岩手の魅力を発信する料理人

1981年、岩手県盛岡市生まれ。岩手県内のレストランで修業を重ね、2010年、盛岡市に【トラットリアダコッタ】を開業する。震災を経て岩手県で発信力のある店をつくりたいという思いから、2015年に【Ristorante SHIKAZAWA】を開店。岩手県食のプロフェッショナルチームアドバイザーや三陸国際ガストロノミー会議実行委員など、岩手の魅力を発信する事業に積極的に参加する。日本中の方々に岩手県産の食材に注目して欲しい、繊細かつ大胆な料理には鹿澤シェフのそんな気持ちが込められています。

【鹿澤シェフコメント】
岩手県は、四国4県と同じくらいの面積があり、ほぼ中央にある城下町・盛岡市まで、沿岸から塩を運ぶために『塩の道』が作られ独自の食文化が形成されてきました。今回のガストロノミーBOX では、その文化の独自性にインスピレーションを得て、広い岩手県をイメージできるように食材の組み合わせにこだわり、料理に仕上げました。岩手県は、里の幸、山の幸、海の幸に恵まれた奇跡の場所といっても過言ではありません。恵まれた自然環境と変化に富んだ気象・立地条件は、この地域でしか取れない特産品や、名産品をたくさん生み出しました。今回の食材では、希少な牛肉「いわて短角牛」や、日本一標高が高いところでとれたマッシュルーム、「八幡平マッシュルーム」など使用しています。一つ一つの素材、料理の味もちろんですが、食材の背景や岩手の風土を感じて欲しいです。
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写真提供 株式会社クレセント
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