水郷の町佐原にある、どこか懐かしく、でも新しい。年月の重みを感じる可愛いカフェ【いなえ】

  • 千葉
  • 食べる
歴史的町並みに溶け込んだおしゃれな外観

◆レトロモダンな和カフェでくつろぎのひとときを

都心から近い場所で、日帰りだけど観光気分を味わいたい。それなら小江戸と称される千葉県香取市の佐原の散策がおすすめです。「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された歴史情緒あふれる佐原の街並みをお散歩したあと、是非立ち寄っていただきたいのが和カフェ“いなえ”。

「佐原」の「佐」文字をほどいて【いなえ】。お店の名前にも佐原に寄せる思いがあふれています。明治に建てられた町家2棟、土蔵、洋館をリノベーションしオープンしたカフェいなえはお店の入り口からおしゃれ。店先にはレトロな自転車があり、暖簾をくぐると天井が高く、大きな梁がある店内は開放感があふれ、おしゃれな空間が広がっています。お席から望む中庭は四季折々の自然を歴史の流れとともに感じられます。
煮詰めた甘めの煮汁でポークのうまみがぎゅっとつまったしぐれ煮丼
メニューは「あんみつ」や「ぜんざい」といった定番の甘味だけでなくやさしい味のおうどん、抗生物質を限りなく使用しない飼料を与え安全とおいしさにもこだわった千葉県産豚ブランドの『林SPF』を使用した「しぐれ煮丼」などがあります。
とても上品な味わいのクリームあんみつ
クリームあんみつには贅沢に白蜜、黒蜜の2種類を合わせていただけます。器の中は色とりどりの寒天(プレーン、抹茶、ぶどう味)がちりばめられまるで現代アートのようです。塩昆布もついておりあんこのうまみをより引き立てます。
お出汁の効いたあったかいポークのおうどん
ポークのおうどんはつるつるの細麺とやさしいお出汁のバランスが絶妙です。冬の川沿いのお散歩で冷え切った身体を温めて“ほっこり”させてくれます。柚子胡椒も添えられて味の変化をたのしみながらピリッと辛めにいただくこともできるのでオススメです。

佐原の歴史や文化に思いを馳せながら、いなえでゆったりと落ち着いた時間を過ごしてみませんか。
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事