船橋の不思議「十三福像」をめぐるぶらり散歩 其の三

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6月に入り、いよいよ梅雨入りしそうですね!雨の日は少し憂鬱な気分になってしまいますね。そんな日こそ、気分転換にお出かけしてみてはいかがでしょうか。今回は船橋十三福像シリーズ第三弾です。最後に船橋の地名にまつわる記事も掲載しておりますので、最後までぜひご覧ください♪

~乙姫弁天像~

船橋の十三福像には三体の弁天像が存在します。そのうちの一体が乙姫弁天像です。乙姫は深海の竜宮に住み、魚類を養う美しい姫と言われていて「海老川に清流が戻り、魚が群れ泳ぎ、貝類や水藻が繁茂することを願う」といった思いが込められています。船橋橋(国道14号線)と八千代橋の間にあります。

~清水弁天像~

2つ目にご紹介する弁天像は、清水弁天像です。海老川の源流は谷津山合いの湧き水で「昔日のように清い流れとなり、万物の生態系が海老川に回復することを願う」といった思いが込められています。場所は丸山橋の横にあります。

「なぜ船橋?」船橋・地名の由来とは?

昔、市内を流れる「海老川」は現在よりも川幅が広く、水量も多かったため、橋を渡すのが困難でした。そこで、川に小さな舟を数珠つなぎに並べて上に板を渡し、橋の代わりにしたことから「船橋」という名がついたそうです。江戸時代には、海老川を挟み、東側では5の日、西側では9の日に市が開かれたことから、それぞれ五日市村・九日市村と呼ばれていました。この二つに海神村を加えたところをまとめて船橋村・船橋宿と言われており、明治時代にはその地域が船橋町となりました。

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