お好みの1本を「酒ブティックおくだ」で【輪島市】

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日本酒を造る代表的な杜氏集団が全国に30近く存在しますが、その中でも岩手県の南部杜氏、新潟県の越後杜氏、兵庫県の但馬杜氏、そして石川県の能登杜氏が日本四大杜氏と言われています。そんな酒造りの文化が受け継がれる能登・輪島に「酒ブティックおくだ」がオープン。お洒落なネーミングだけに、名前を聞いた時は「お酒のブティック?酒屋さん?お酒を売ってるんだよね?」と半信半疑でした。店内に入ると、3方の壁一面にお酒がズラリと並び、なんとも壮観です。能登の地酒を中心に、店主が「これぞ」と思う日本酒・焼酎・ワインが揃っています(店主は酒造技能士で唎酒師です)。店主の奥さまもお酒に詳しく、お客さまの好み・要望に応じてお酒をセレクトしてくれます。
店内では能登の地酒の試飲を常時行っています。試飲できるのは3種類で、その日によって提供されるお酒も違うようです。試飲のお酒についての説明書も添えられているので、味の違いを確かめながら楽しむことができます。お酒を味わいながら能登杜氏の話を伺うと、興味がわき、いろんな地酒を飲んでみたくなります。観光地やお祭りで賑わう能登ですが、日本酒を楽しむ風土習慣を感じることができるのは、魅力のひとつ。酒蔵を巡りもいかがでしょうか。
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