絶景!美しき海岸線“”シラフラ“”と名水の町乙部(おとべ)町【北海道】

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滝瀬海岸(シラフラ) 

まるで海外のような景色が目の前に!

北海道の南西部に位置する乙部町は、日本海に面した人口約3,400人の豊かな自然に恵まれた町です。かつてはニシン漁で栄え、「ニシンの千石場所」(千石の禄高を誇るほどニシンが獲れる場所)とも呼ばれていました。2022年3月には、およそ100年ぶりに「群来」(ニシンの群れの産卵後に海が白く濁る現象)が見られたことが話題になりました。海岸線には美しい見どころがあり、写真映えするスポットもたくさん。
白い断崖が続き、美しくも奇妙な海岸線を形作っている滝瀬海岸。このあたりは古くから、シラフラ(白い傾斜地)と呼ばれていました。
この白い断崖は高さ約20メートル、約500メートルに渡って続いています。

・アクセス:乙部町役場から江差方面へ車で5分の後、徒歩10分
くぐり岩 

海に突き出た断崖の先にぽっかりとあいた穴。
これは、今からおよそ400年前(江戸幕府ができたころ)に当時の漁師たちが、ニシン漁のための通路として空けてできたことから「くぐり岩」と呼ばれています。
写真では小さな穴に見えますが、その名のとおり、大人がくぐりぬけることができる大きさなのです。

・アクセス:乙部町役場から江差方面へ車で約5分の後、徒歩3分

館の岬 

館の岬(たてのさき)
太陽の陰影によってさまざまな表情を見せる館の岬。
黒っぽい砂岩層(さがんそう)と白っぽい凝灰岩層(ぎょうかいがんそう)がミルフィーユのように重なって美しい景色を作り出しています。

・アクセス:乙部町役場からせたな方面へ車で約5分

鮪の岬 

岬の形がマグロの背に似ていることや、岩肌がマグロのウロコのように見えることから鮪の岬(しびのさき)と呼ばれています。

・アクセス:乙部町役場からせたな方面へ車で約15分

知る人ぞ知る名水の町~災害を教訓に~

といの水 

町の面積の約80%が山林の乙部町は豊かな自然湧水に恵まれた町です。

能登(のど)の水  

町内に5カ所ある「生命の泉」(いのちのいずみ)。地域の皆さんが活用していた自然湧水を、1993年7月に発生し町の水道施設にも大きな被害をもたらした、北海道南西沖地震を教訓に、災害時の給水設備として整備したものです。自然石で囲んだ湧水口の周辺にはそれぞれに趣向をこらしたあずまやがあり、憩いの場としても楽しむことができます。
成分の異なる「生命の泉」をめぐって、コーヒーやお茶を入れて味わってみませんか。

・八幡(はちまん)さんの水
・こもないの水
・ひめかわの水
・といの水
・能登(のど)の水

乙部町へは北海道新幹線新函館北斗駅から車で約一時間。この春絶景スポットと名水の町を訪ねてみませんか。

乙部町ホームページ
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