油を掛けて良縁祈願!仙台【油掛大黒天】

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縁結び油掛大黒天さま
『油掛大黒天』さまをご存知ですか?「仙台大観音」のある真言宗 智山派 新界山 大観密寺に「仙台大観音」の建立以前から鎮座しています。油を掛けて参拝を行う全国でも非常に珍しい『油掛大黒天』さまです。

さっそくお参りしてみましょう!

赤い鳥居が目印!
「仙台大観音」のちょうど裏手に、赤い鳥居が見えてきます。鳥居をくぐってお参りに行きましょう。
油掛大黒天さまがみえてきました!
さっそく堂内に入ってみましょう。
ご尊像に油を掛けます。
ご尊像脇にあります柄杓をもって3回~7回、願い事を唱えながら油をご尊像にお注ぎします。
油を注ぐ拝み方は真言密教の最秘法で、とてもめずらしいものだそうです。

由来については幾つかの口伝があるそうなのでご紹介します。

①今から500年ほど前、油を買いにいった小僧が、帰路を急いでいて道ばたに祀ってあった大黒さまに誤って油壺をぶつけてしまったそうです。油壺は割れてしまい、油が大黒さまに掛かってしまいました。小僧の奉公先は如何なる事業をしても失敗が続き、不幸な事ばかりでしたが、小僧が帰宅すると不思議と奉公先の庄屋は大繁盛!小僧も大金持ちになり、素直でいいお嫁さんをもらい幸せになったそうです。その噂が広まり、開運招福・良縁成就を願い道端の大黒さまに油を掛けるようになったとのことです。

②もうひとつは、貧しい油売りのお話です。毎日、商品の油を売りに隣村へ通っていました。その帰り道で、商売で得たお金で少しのお饅頭などを必ず道端の大黒さまお供えし、日々の平穏を願っておりました。あるとき、まったく油が売れず、お供えするものも買えませんでした。油売りは「売り物で申し訳ないが勘弁してください」と大黒さまに油をかけて供養したそうです。すると次の日から油は即完売し、連日の大繁盛となりました。これもすべて大黒さまに油を掛けたおかげに違いないと、大黒さまに油を掛けて祈願するようになったそうです。その後、商売の縁・人の縁、良縁に恵まれると言い伝えになりました。

③最後にみすぼらしい身なりをしたお百姓さんのお話です。お百姓さんが古寺で熱心にお祈りしていたところ、通りかかった弘法大師に何を祈っていたのか訊ねられました。お百姓さんは大きなため息をついて「どんなに働いても暮らしが楽にならず、金が貯まるように祈っていました」と応えました。
すると弘法大師は「そうか」とうなずいて、仏様に見える木っ端をお百姓さんに与え「朝晩油をかけてお参りすると必ず願いは叶う」と言って立ち去ってしまいました。お百姓さんは弘法大師の言葉を信じて油を掛けてお参りをはじめますが、まずは高い油を買わなくてはなりませんでした。お百姓さんは一生懸命働き、やがて「油かけ大黒長者」といわれる金持ちになったということです。

縁結びリボンに願いをこめて

油掛大黒天さまは縁結びの神仏として、多くの人が参拝し、縁結びリボンに願いをこめて結んでいきます。
ピンクのリボンは「良縁・恋愛成就」、紫のリボンは「仕事」の縁結びにご利益があるとされているので、願い事によって色を選んでみて下さい。
ピンクと紫があります
リボンは寺務所で購入できます。リボンを購入したらリボンに願いを書きましょう。
思いを込めて。
リボンに願いを書いたら結びましょう!

大観密寺の境内にある油掛大黒天さまには様々な言い伝えがあり、人々や商売との良縁を結ぶスポットとして多くの方に親しまれています。仙台大観音とあわせて是非お参りください。

真言宗 智山派 新界山 大観密寺【公式ホームページ】
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