鉄道のまち大宮【大宮総合車両センター】
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現在の大宮総合車両センターは、明治27年、当時の日本鉄道株式会社業務部汽車課として設立しました。その後、長きにわたり「大宮工場」と呼ばれていましたが、平成16年に現名称の「大宮総合車両センター」となりました。
大宮は昔から鉄道の町として栄え、今日まで鉄道と共に発展してきました。そんな中で大宮総合車両センターは、私たちが普段から利用している首都圏を走る特急列車や通勤列車の検修を行っています。その他にも各種改造工事やSLの検修等も行なっており、私達が安心して鉄道を利用出来るのもここで働く皆さんのお陰とも言えます。
そんな大宮総合車両センターの中はとっても広く、電車を乗せて横に移動するトラバーサーという機械も有ります。
まず、電車は入場線というところからディーゼル機関車に連れられて入ってきます。その後トラバーサーで電車を移動させ、検修に入ります。全ての検修が終わったら、試運転をして最終チェックを行い出場線で出ていきます。
毎年行われている、大宮鉄道ふれあいフェアでは、広い車両センターの中を無料で見学する事が出来ます(2020年、2021年は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため中止)。また電気機関車の展示や体験乗車などは人気があり毎年多くのお客様で賑わっています。
大宮総合車両センターの外には、SLのD51187も常設してあり、RAILWAY GARDEN PROMENADE(レールウェイガーデンプロムナード)もあります。R.G.Pには車両が保存されているのでご自由にご覧いただけます。鉄道博物館に行くまでの道には、電車の写真と解説が書かれたパネルも展示してあるので、それらを見ながら行かれてみるのもいいですね。
皆さんも「鉄道のまち大宮」に是非遊びに来てください!
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●所在地 〒330-0853 埼玉県さいたま市大宮区錦町1017
●アクセス JR大宮駅西口より徒歩10分
・見学は団体のみ受付しています。(予約制)
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