北陸屈指の名湯へおでかけ♪【山代・片山津温泉】

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山代温泉

山代温泉は、開湯1300年の歴史があり、与謝野晶子、泉鏡花、北大路魯山人をも魅了する温泉!

行基が霊峰白山へ修行に向かう途中、一羽の烏が羽の傷を癒している水たまりを見つけたのが始まりといわれています。この故事に登場する烏が、三本足のヤタガラス!!ヤタガラスは日本神話において熊野の国から大和の国への道案内をしたとされているカラスです。そんな導きの神も羽を休める名湯山代温泉の見所をいくつかご紹介いたします!!

●総湯●

総湯正面

老舗旅館であった「旧吉野家旅館」の門を活用して歴史を継承しています。加水しない良質な温泉。単純温泉(低張性・弱アルカリ性・温泉)の混合泉。

●古総湯●

古総湯正面

明治時代の総湯を復元し、入浴しながら温泉の歴史や文化が楽しめる「体験型温泉博物館」。休憩所や浴室の床や壁の九谷焼のタイルも当時のまま復元されています。ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

●いろは草庵●

芸術家、北大路魯山人が大正4年の秋から半年間生活した場所で、晩年まで山代温泉を訪ね過ごしました。陶芸家としての第一歩が山代温泉と言われ、美食陶芸家として名をはせてからは、約20万点の作品を作ったそうです。母屋は1870年代に建てられ、2001年に「北大路魯山人寓居(きたおおじろさんじんぐうきょ)」として国登録有形文化財になりました。2002年10月より【魯山人寓居跡 いろは草庵】として一般公開され、今もなお、多くのお客さまに足を運んでいただいています。
北大路魯山人寓居跡 いろは草庵正面
魯山人が刻字看板を彫るために使用した仕事場
魯山人が旦那衆たちと語らった囲炉裏の間
衣装部屋

片山津温泉

霊峰白山を望む柴山潟の湖畔にあり、その泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉です。保温効果があって湯冷めしにくく、女性に多い冷え性にも効能があると言われています。片山津温泉の始まりは江戸時代にさかのぼる1653年と、古くからの歴史があり、前田利明公が加賀三湖の一つ「柴山潟」に訪れた際、水面に水鳥が群れていたことから湖底の温泉を発見したと伝えられます。

今回は、片山津温泉にある施設「ホテル アローレ」にて【加賀カニごはん】をいただきました!現在加賀市で加賀カニごはんが食べられるのはなんと5店舗しかありません。贅沢な加賀カニごはんを思う存分堪能してきました♪
自家製海老真丈入り「マグロ出汁土瓶蒸し」

香箱ガニ(雌のズワイガニ)を一杯(一匹)使った各店こだわりの「カニごはん」に、旬の野菜や魚を使った小鉢五品、味噌汁、献上加賀棒茶、デザート&コーヒーが付いた、加賀市ならではの上品なOMOTENASHIカニごはん膳。各店舗によってお品書きは違いますが定義はあるそうです。カニ出汁を温めて最後にお茶漬けにして食べるのも味変で美味しいですよ♪

カツオ出汁のカニ甲羅丸ごと釜めし
加賀カニごはんお品書き
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