JR新宿駅の「駅弁屋さん」旅を彩る美味しい駅弁の数々！【駅弁屋頂】

東京
食べる

2023/11/13

列車旅の醍醐味、「駅弁」を楽しもう！写真提供　JR東日本クロスステーションフーズカンパニー

「駅弁屋頂」

乗降者数世界一を誇り、さまざまな特急が乗り入れる世界屈指の巨大ターミナル、新宿駅。
そんな旅の出発点ともいえる新宿駅には、お出かけを彩り、おなかも満足できるさまざまなお弁当が購入できる駅弁屋さん、「駅弁屋　頂」があります。甲州街道に面する「新宿駅南口」の改札内、9・10番ホームと11・12番ホームの間に位置しており、各路線から「あずさ・かいじ」などの特急へ乗り換えるような短い時間でも訪れやすいお店となっています。

種類豊富！より取り見取りなお弁当の数々！

見た目は小さな店舗ですが、陳列棚には一目では選べないほどバラエティに富んだお弁当が並んでいます。鶏料理や、魚料理、牛肉料理、定番の幕の内弁当、軽めなサンドイッチなどなど。楽しいお弁当選びでいろいろ考えてしまいますが、くれぐれも列車の出発時刻には遅れないようにしてくださいね！

「駅弁屋頂」おすすめ駅弁をご紹介！

「駅弁屋頂」さんに並ぶ数あるおいしいお弁当の中から、今回は鉄道と共に長い歴史を歩んできた２つのお弁当に加え、スタッフおすすめの３つのお弁当の計５点をご紹介させていただきます。みなさまは食べたことがあるでしょうか？

根強いファンが多い超ロングセラー　～チキン弁当～

レトロなデザインが可愛く、「since1964」のエンブレムが誇らしいチキン弁当　写真提供：JR東日本クロスステーションフーズカンパニー

チキン弁当は、初めての東京オリンピック開催や東海道新幹線の開業と同じ1964（昭和39）年に誕生し来年で販売から60年を迎えるロングセラー商品です。鶏唐揚とトマト風味ライスの組み合わせで、お子さまから大人の方までお楽しみいただけます。
～お品書き～
トマト風味ライス（国産米）　スクランブルエッグ　ドライトマトオイル漬け　グリーンピース、鶏唐揚、サラダ（人参、レッドキャベツ、ビーツ）、スモークチーズ、レモン果汁パック

江戸時代から続く名物郷土料理　～深川めし～

江戸らしい浮世絵を思わせるデザインが施された深川めし　写真提供：JR東日本クロスステーションフーズカンパニー

深川めしは、お江戸東京を思わせる伝統的な味付けがされている東京の郷土料理として知られており、かつての深川の漁港や河岸で親しまれていた、江戸の漁師めしがそのルーツと言われています。江戸甘味噌と生姜であっさり仕上げたあさりの深川煮と香り豊かな牛蒡の炒り煮があさりの旨みを炊きこんだ茶飯の上に敷き詰められたお弁当で、あさりの触感と香りのハーモニーをお楽しみください！

銀だら幕之内

柚子がやさしく香るこだわりの味噌を使った銀だら柚香みそ焼をはじめ、日本ばし大増自慢の江戸うま煮や柚子胡椒香る揚げ鶏を詰め合わせた「銀だら幕之内」。銀だらは程よく脂がのっており最高の美味しさです。そして何より低脂質、高たんぱく、体重をコントロールをしたい人にもおすすめの一品です。

大船軒「鰺の押寿し」

大船軒のロングセラー商品「鯵の押寿し」は、昔ながらの歌舞伎仕様の掛紙です。
「押し寿司」は関西の伝統的な寿司で、四角い木の枠にすし飯を詰め、具を乗せたあと手で押さえてご飯と具材を密着させます。「鰺の押寿し」の鯵は主成分はタンパク質で、必須アミノ酸がバランス良く含まれています。中でも、DHA、EPA などが多く含まれています。箱を開けると酢の香りが食欲をそそり、そのまろやかな旨味の伝統の味わいです。

そば屋の天むす

1918年創業の山梨県の駅弁屋さん「丸政」が展開する蕎麦店の人気商品、天むす。ひと口サイズのおむすびの中にはプリプリの海老天が1尾入っていて、木耳の佃煮を混ぜ込んだもっちりご飯との相性は抜群。小腹が空いたときや、短い乗車時間にもにぴったりです。

いかがでしたしょうか？車内販売サービスから駅弁の販売が終わり列車での購入ができなくなってしまった今、出発時刻より少し早めに駅を訪れ、自分好みのお弁当を買って旅行の楽しみを増やしてみてはいかがでしょうか。また店舗が駅構内にあるため、新宿駅近くへお越しの際は、入場券またはICカードで改札内にご入場いただきお土産で買ってみてはいかがでしょうか。