東北最大級の有人離島!美しい自然いっぱいの緑の真珠【気仙沼大島】
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気仙沼大島ってどんなところ?
2019年に気仙沼大島大橋が完成するまでは、片道約30分の船でしか渡ることのできない島だったとのこと。
島の海岸線は屈曲が著しく、龍舞崎、十八鳴浜、小田の浜など自然がつくり出した美しい景観が多くみられます。
陸中海岸国立公園と海中公園に指定されている気仙沼大島は、「見て・遊んで・楽しめる」気仙沼には欠かせない観光地となっています。
2019年完成!島への入り口「気仙沼大島大橋」
橋の長さ(アーチ支間長)は297mと東日本最大、全国でも愛媛の大三島橋と並んで3番目の長さを誇ります。東日本大震災によって「命の道」となる大島架橋の必要性が認識され、耐久性があり、維持管理に優れる橋を目標として、建設されました。
この気仙沼大島大橋ですが、歩道ありまして徒歩でも渡れます。
また、この橋が架かっている場所は特に風向明媚な場所で、遊覧船「気仙沼ベイクルーズ」から見る景色は大変人気があるそうです。
さわやかな潮風を受けながら、徒歩や自転車で海を一望しながらゆっくり渡るもよし、遊覧船に乗って海から橋を見上げるもよし、それぞれの違う景色の楽しみ方がありますよ。
気仙沼大島観光の前に立ち寄りたい!「気仙沼大島ウェルカム・ターミナル」
ターミナル内には旬の海産物や農産物が並ぶ地場産品直売スペースがあり、気仙沼土産を買うならピッタリ。
そして、隣接する≪野杜海(のどか)≫にはカフェや鮮魚店などがあります。すべてのお店が「地産地消」をコンセプトに営業しているので、地元で獲れた魚介はもちろん、地場産野菜や特産の柚子などを使用した食事を楽しむ事が出来ます。気仙沼のお土産、女性の方には気仙沼大島特産の椿油がおすすめですよ。
砂が鳴く?!森を抜けた先の秘境ビーチ「十八鳴浜」
じゅうはちなりはま?じっぱちなりはま?
正解は…「くぐなりはま」です。
名前の由来は、黄褐色の石英粒からなり、砂を踏むと「キュッキュッ」あるいは「クックッ」(9+9=18)と鳴くことからこの名が付けられました。
鳴り砂は、石英粒の砂が摩擦して起こるといわれており、十八鳴浜は国の天然記念物に指定されています。
砂が汚れてしまうと鳴らなくなるため、あえて十八鳴浜周辺は人の手が加えられていません。浜へ行くには、十八鳴浜有料駐車場から山道を15分ほど歩くとたどり着き、ちょっとした秘境の先のプライベートビーチのような感覚を味わえます。
360度の大パノラマ!亀山展望台
山頂の展望台からは、気仙沼市内やリアス式海岸の壮大な地形が広がり、天気の良い日は金華山まで望むことができます。
夜ですと、気仙沼市街地の夜景や魚火、そして満点の星空を見ることもできますよ。
展望台のレストハウスでは、お土産を買うこともでき、軽食も楽しめます。
2021年にリニューアルしたばかりの「展望テラス」は腰掛が設置されており、涼しい風を浴びながら、是非ゆったりとしたひと時をお過ごし下さい。
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●アクセス
JR気仙沼駅から車で約18分
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