義経家臣のゆかりの地【医王寺】
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1689(元禄2)年5月「奥の細道」の途中で医王寺を訪れた松尾芭蕉が、義経の身代わりとなって主君を守った佐藤兄弟を偲び「笈も太刀も五月に飾れ紙のぼり」の句を詠み、その句碑を境内で見ることができます。ほかにも境内には、佐藤兄弟を失った母「乙和御前」の悲しみがのり移り、花が開かず蕾のまま散ってしまうといわれている椿もあります。山門は江戸時代後期に建立されており、山門のすぐそばにそびえ立つ「医王寺のシラカシ」は市指定天然記念物で、寛永年間の医王寺再興時の植栽として、樹齢300年と推定されています。
ぜひ、一度佐藤氏の歴史と自然を感じてみてはいかがでしょうか?
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●アクセス JR福島駅から車で約20分
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