100年以上の歴史続く和菓子屋 【松葉堂まつむら】

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黒石市観光課 提供

◎店頭に飾られている欅(けやき)の看板

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黒石市の象徴的地区である中町こみせ通りに面し、静かにたたずむ和菓子屋「松葉堂まつむら」。小さく落ち着いた店内ではありますが、長い間地元で親しまれています。中に入ると、店内に大きく飾られている看板を発見。その看板は1915年に大正天皇が黒石街を訪問された際に、宮内省御買上のご光栄を賜ることを歓迎して作られたものだそうです。天皇が商品をお買い上げになることは、滅多にない機会だと思うので、その看板はとても貴重な証だといえますね!

◎地元で愛される「梅干し菓子」

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このお店で特に有名なのが「干梅(ほしうめ)」というお菓子。白餡を※求肥(ぎゅうひ)でくるみ、塩漬けした赤紫蘇(あかじそ)の葉で包んで、砂糖をかけています。その形が津軽地域特有の梅干しと似ているところから名前が来ているようです。国産の餡や県産の赤紫蘇など素材にこだわり、1つ1つ丁寧に作られています。酸味・塩味と甘みが絶妙なバランスで、県内外でとても多くの人に愛されている銘菓といえます。

※求肥:こねた白玉粉に、水あめや砂糖を入れてもちのように練り上げたもの。

◎魅力あふれる和菓子の数々

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お店では干梅の他にも、様々な和菓子を扱っています。小豆の入ったたくさんの餡にほのかな塩味が香る最中、黄身餡を型取りほんのりと焼き色をつけた和菓子の桃山、上品であっさりとした味わいが特徴の練羊羹(ねりようかん)なども人気があります。歴史と趣のある和菓子屋で黒石の銘菓をぜひ堪能してみてください! 

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黒石市CM ~和菓子編~
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松葉堂まつむら
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