【田舎館村田んぼアート】大地に彩る傑作アートを楽しむ

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田舎館村企画観光課 提供
「田んぼアート」について、皆さんも一度はメディアで見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?
今回は青森県の田舎館村で例年実施されているものについて、ご紹介したいと思います。

田んぼアートの歴史

7色の稲で作られるアート:黒石市観光課 撮影
田舎館村で田んぼアートが行われるようになったのは、約30年前の平成5年。
当時はまだあまり知られておらず、3色の稲から制作がスタートしたようです。

最初は遠近法の問題で苦労することもあったようですが、年々技術は向上し、今では7色の稲を用いて、完成度の高いアートに仕上げられています!
田植え直後の様子:黒石市観光課 撮影

今年のテーマ

見頃を迎える第1田んぼアート:田舎館村企画観光課 提供
田舎館村では村役場展望台と道の駅いなかだて「弥生の里」の展望所の2会場に分けて、田んぼアートが作られます。
それぞれテーマも異なり、全く異なるアートを楽しむことができます。
今年は第1田んぼアートで世界的名画と近代日本の名画を題材にし、第2田んぼアートでは昨年7月に世界遺産登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」や田舎館村に弥生時代の水田跡があることから、縄文と弥生をテーマにした作品が描かれます。
ちなみに一番最初の見出しの絵がまさに第2田んぼアートの写真です。

一方、第1田んぼアートの名画に関しては皆さんおわかりでしょうか?
左側はとても有名な「モナリザ」の絵ですね。
右側は近代日本洋画の父である黒田清輝が手掛けた「湖畔」という作品になります。
とても精密で些細な部分まで描かれていますよね!

今年の見頃は8月半ばまでですが、田んぼアート自体は10月10日まで見学することができます!
第2田んぼアートの会場は弘南鉄道の最寄駅(田んぼアート駅)からなんと徒歩1分!
2つの会場間を結ぶ無料シャトルワゴン車も運行しています。
ぜひきれいなアートを直接見に来てみてはいかがでしょうか♪
田んぼアート 公式HPはこちら
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