今行きたい!!JR京葉線「越中島駅」周辺おすすめスポット5選

  • 東京
  • 体験する

今行きたい!!JR京葉線「越中島駅」周辺おススメスポット① 海の若人を育てる大学 東京海洋大学

明治丸の歴史、海の日はここから生まれた

写真提供:東京海洋大学
船員だけでなく船に携わる若人を育ている大学、東京海洋大学。越中島キャンパスには国の重要文化財にあたる「明治丸」の他、数々の登録有形文化財がキャンパス内に点在しています。その中でも今回は明治丸を注目!
写真提供:東京海洋大学

この明治丸の歴史は古く、1870年代にまで遡ります。
1874年 英国グラスゴーのネピア造船所にて建造された補助帆付蒸気船。燈台巡廻業務用船として建造されましたが、ロイヤルシップとしての役割も担いました。
1875年には、笠原諸島への調査航海。これにより同諸島の領有権が確定し、現在世界第6位となる447万k㎡の排他的経済水域を確保することとなりました。1876年、明治天皇が東北・北海道巡幸の際、青森から乗船され函館を経由し7月20日に横浜に安着されました。そして、この日が「海の日」となりました。
1896年 商船学校(現在の東京海洋大学 海洋工学部の前身)に譲渡され、係留練習船として1945年までの約50年の間に、5000余人の海の若人を育て、1978年には日本に現存する唯一隻の鉄船(現在の船は鋼鉄船)として国の重要文化財に指定されました。

見て欲しいおすすめスポットはこちら!!

船全体の美しいフォルムから、鉄船時代(1840〜1860年代)の造船技術の粋を感じ取ることができます。現代の船は鋼鉄製であり、鉄製の船は世界中でも数隻しか残っていません。また明治丸記念館では、明治丸の歴史や特筆すべき航海等についての詳しい説明を見ることができるので、船を見る前にこちらへ立ち寄ることをお勧めしています。公開日は決まっておりますので、お立ち寄りの際は、大学ホームページを予めご確認下さい。併設の百周年記念資料館では、大学における100年以上にわたる商船教育や海事史の資料が展示されています。明治丸海事ミュージアム管轄のものとしては、現存する日本最古の天体観測所であり、こちらも第一・第二観測台(登録有形文化財、日本天文遺産)になっています。この他にキャンパス内には、一号館(登録有形文化財)や越中島会館などの趣のある煉瓦造りの建物があり、映画やテレビドラマの撮影によく使われていますので、あっ!このドラマで見たところだ!とお分かりになられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

明治丸海事ミュージアム館長とご担当者さまからの一言

明治時代に建造された鉄製蒸気帆船の真っ白な美しい姿とキャンパスのグリーン、背後に林立する湾岸タワーマンション群との絶妙なコントラストは万人を魅了します。明治丸やミュージアムを見学後、隅田川テラスをのんびり散歩するのもお勧めですよ。是非、街歩きの際にお立ち寄りくださいね。

東京海洋大学 明治丸ミュージアムについて

今行きたい!!JR京葉線「越中島駅」周辺おススメスポット② 深川の八幡様として親しまれる【深川八幡宮】

徳川将軍家にも愛された富岡八幡宮の歴史

寛永4年(1627)に長盛法印によって創建された神社で、徳川将軍家から庶民に至るまで信仰篤く「深川の八幡様」として親しまれています。また8月の祭礼は江戸三大祭りの一つに数えられ、本祭りでは50数基の神輿による連合渡御が行われます。

見て欲しいおすすめスポットはこちら!!

日本一の大きさを誇る二基の御本社神輿、歴代横綱の名前を刻む横綱力士碑、大関力士碑、初めて実測による日本地図を作製した伊能忠敬像など見所が多いです。また境内の資料館(予約制)では八幡宮並びに江戸深川の歴史、また伊能図の複製をご覧になれます。

富岡八幡宮さまからの一言

深川は江戸の文化・暮しを支えてきた地、今でも息づく江戸の風情を感じてください。特に8月の祭礼、11月の酉の市などは多くの人々で賑わう江戸を代表するお祭りもございます。是非、お立ち寄り下さい。
富岡八幡宮について

今行きたい!!JR京葉線「越中島駅」周辺おススメスポット③ 関東大震災・東京大空襲の二度の大火を逃れた御本尊、不動明王がある【成田山深川不動堂】

大本山成田山新勝寺の東京別院 深川不動堂の歴史

真言宗智山派の寺院、大本山成田山新勝寺の東京別院がこちらの深川不動堂。元禄16年(1703年)この地にて江戸市民と、五代将軍綱吉公の母 桂昌院の「江戸で成田のお不動様を参拝したい」という願いにより出張開帳が行われたことによる、現在の本堂は4代目、平成27年に開創310年を記念して建立されたもの。本尊 不動明王は 弘法大師の作と言われ、関東大震災・東京大空襲の二度の大火を逃れた、霊験あらたかな仏様です。

見て欲しいおすすめスポットはこちら!!

本堂で1日5回御修行される、御護摩祈祷は、真言密教の秘法であり、古式を継承しながら現代のニーズにも応えたは「お護摩」は、ホラ貝・4台の太鼓・お経・炎とが一体となり、より荘厳さを増し日本一と称される。堂内には、触れることの出来る日本一の大きさを誇る「おねがい不動尊」・四国八八カ所巡拝所・1万体のお不動様からなる「祈りの回廊」・日本最大級の天井画「大日如来蓮池図」(中島千波作)等が自由に参拝出来ます。※コロナの影響により、祈祷時間が変更となっておりますので、ご参拝される場合は予め公式ホームページでご確認下さい。

【深川不動堂 ご担当者さまからひと言】
1日5回の護摩祈祷含め、堂内は参拝無料です。下町の風情の中に梵字で覆われたモダンな新本堂は一見の価値がありますよ。他に体験修行としては、写経・阿字観等が出来ます。年中無休ですので、近くに訪れた際は是非お立ちお寄り下さい!

深川不動堂について

今行きたい!!JR京葉線「越中島駅」周辺おススメスポット④ 1892年創業 深川不動堂参道にある老舗和菓子屋 【深川華】

粟餅屋さんからきんつば屋さんへ

1892年創業130年を迎える、深川華さん。成田山深川不動堂の参道にある老舗和菓子屋さんです。店内には、4代目店主がこだわり抜いた、おせんべいや人形焼き、お豆のお菓子など様々な種類が並んでいます。そのなかでも一番の人気商品は、「きんつば」!!店内で一つずつ丁寧に焼かれたきんつばは、中の餡は甘すぎずたっぷり、もちもちとした食感の皮が包んでくれています。

【店主から一言】
深川に来たら「きんつば」!!美味しい「きんつば」を是非買いに来てくださいね。お待ちしております。

今行きたい!!JR京葉線「越中島駅」周辺おススメスポット⑤ どら焼き専門店が登場!!

なぜここにどら焼き専門店が?!紙袋もこだわりが。

門前仲町という街になぜ、どら焼き専門店が生まれたのでしょうか。東京の中心にありながらも参道や神社仏閣が点在し、いまだ下町情緒が数多く残り江戸文化息づく門前仲町は、和菓子の代表格「どらやき」を新たに盛り上げるべく「門仲どらやき どら山」の一丁目一番地にふさわしいと考えたとのこと。また、紙袋も特徴が。3つの異なるデザインが施してあります。一つは一面大きくどらやきを模したお山のような俵型のシルエットにどら山の図案をあしらったデザイン。もう一つは「また食べたい、毎日食べたい」のコンセプトをどら山の図案パターンレイアウトで表現。最後に、ここ門前仲町がかつて湿地だった頃を描いた歌川広重の浮世絵「名所江戸百景 深川洲崎十万坪」。どらやきはもちろんですが、こだわりがありの詰まった紙袋にも注目です!

おすすめ商品はこちら!!

『黑あん 250円』スタンダードで一番人気商品。少し塩味の効いた北海道最高級の十勝産あんこを独自製法のふっくら焼き上げた皮で包んであります。まるでパンケーキのような食感と、甘すぎない上質なあんこが何度食べても飽きない美味しさで評判になっています!

店長さんから一言

【店長さんから一言】
この街にはお洒落なカフェや下町ならではの老舗の和菓子屋など老若男女楽しめるお店が沢山、なにより人情あふれる気さくで温かい人々が多いです。「門仲どらやき どら山」はふかふかのどらやきを毎朝店内で手焼きしております。開店僅かながら地域の方にご自宅やお友達、勤務先のおもたせとしても大変ご愛顧いただいております。門前仲町駅すぐそば、どうぞお気軽にお訪ねください。

この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事