印西市の本格派ピザレストラン【PIZZERIA OSOROKU】
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ニュータウンの喧騒から離れてほっと一息
この建物こそが今回ご紹介する「PIZZERIA OSOROKU」です。
店名の「オソロク」は、昔この地域が「怖録(おそろく)」と呼ばれていたことから名づけられたそうです。
こちらのレストランは印西市の福祉施設「いんば学舎・オソロク倶楽部」が障がいのある方の就労支援の一環として運営しており、他にもパン工房、農作業、アート制作に取り組んでいます。販売活動で得られた利益は、オソロク倶楽部のメンバー(利用者)に工賃として支給されています。
皆さまもグルメを通して福祉の世界を覗いてみませんか?
テーブルは室内とウッドデッキに用意されており、最大約30名まで利用できます。
室内では国産の木を使用した木組みの内装を見ることができ、ウッドデッキのテラス席からは敷地内の畑や植物を眺めながらゆったりとした時を過ごせます。
季節限定メニューも豊富!一番人気は…
トップに載っているピザは、数あるピザの中で一番人気の「自家製ベーコンのマルゲリータ」です。生地は薄いながらもモチモチ。濃厚なトマトソースがベーコンの塩味ととろけるチーズを引き立たせます。
パスタで一番の人気は、ぷりっぷりのエビの食感がたまらない「エビのトマトクリーム」です。まろやかなトマトクリームが絡んだパスタとエビを口に入れた瞬間幸せな気分に。
食後には季節限定の「梨とチーズのピザ」と「ホットクラフトティー」をいただきました。甘いピザは食後のデザートにぴったり!特製のジンジャーシロップを入れて飲むクラフトティーは体も心も温めてくれます。
こちらのパン工房は完売次第閉店となりますので、開店してすぐの来店をおすすめします!
「森のアトリエ」では、オソロク俱楽部をはじめ他のいんば学舎の施設から作品を持ち寄り販売しています。
ポストカードやブローチ、陶器など、どれも味わい深い作品ばかりで見ているだけでも心が躍ります。筆者もカレンダーとポストカードを購入させていただき、早速自宅に飾りました。
笑顔あふれる空間で心穏やかなひとときを
今回ご紹介した「PIZZERIA OSOROKU」は、いんば学舎がもともとメインで行っていた野菜作りから、働くことに重点を置いた施設を作るというコンセプトから誕生。どうやって農業とつなげるか、収入が得られる事業とは何か、そして、地域との接点ができる場を作りたいという思いから、ピザレストランの開店に至ったそうです。
障がいを抱えているメンバーの皆さまの中には、ここでの経験を生かして他の企業に就職をされる方もいらっしゃいます。オソロク俱楽部は、そのための企業実習の支援、就職後に職場へ定着するまでの支援を行う特別な場所となっているとのことでした。
今回実際に食事をさせていただき、その中でメンバーの方々と接する機会が何度もありました。素敵な笑顔で接してくださり、目が合うと手を振ってくださって、自然とこちらも笑顔になりました。おいしい食事と従事されている方々の心遣いで、心が洗われる思いがしました。
ぜひみなさんもこの素敵な場所を訪れ、心穏やかなひとときを過ごしてみませんか?
クリスマスセット予約受付中!
オソロク俱楽部では、現在クリスマスセットの注文を受け付けています。注文締め切りは12月16日(金)、お渡しは12月23日(金)と24日(土)です。
ぜひこの機会にご注文ください!
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●所在地
〒270-1337 千葉県印西市草深485-3
●アクセス
印西牧の原駅から車で10分
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