先代からの味をそのままに【米沢ラーメン 支那そば熊文(くまぶん)】

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熊文の定番 「中華そば」
皆様、「米沢ラーメン」はご存知でしょうか?山形県を代表するグルメで、県内はもちろん県外からもたくさんの方が足を運ぶ定番のグルメです。特徴は水分をたくさん含んだ麺、専門用語で「多加水」と呼ばれる製法で、小麦粉を捏ねるとき通常より多くの水を加え軟らかく練り上げた細縮れ麺を使用します。スープは鶏ガラ、煮干しを基本としているところが多いようです。
今回ご紹介する、ここ「支那そば 熊文」は米沢市民に長く親しまれる名店です。
先代からお店を引継ぎ、切り盛りする店主はなんとまだ20代。元々はアルバイトとして働いていたそうで先代の店主よりお店を継がないかと言われ、地元に残り熊文の味を継承することを決めたそうです。

実際に熊文へ行き実食してきました

熊文の定番「中華そば」
まず、驚いたことが注文をしてから提供されるまでの時間の早さ。今回も注文をしてからものの5分ででてきました。
熊文と言えばまずこの一品。具材は、なると、海苔、メンマ、チャーシュー、ネギ。スープは鶏ガラと煮干しの香るあっさりとした見た目とは裏腹にコクがあり、ちぢれ麺との相性が最高でついつい飲み干してしまいます。毎日でも食べたいと言われる理由がよく分かります。
縮れ麺がスープによく絡み相性抜群
他にも、メンマが沢山乗っている「メンマラーメン」。
メンマラーメン
程よく硬い大きなメンマがこんなにたくさん!
メンマ好きにはたまらない一品ですね。

そして、大きなお肉が6枚も乗ったチャーシュー麺。
柔らかくて食べやすい豚肩ロースで、こちらもスープとの相性抜群!
程よく厚みのあるチャーシューが人気のチャーシュー麺
このほかにも味噌ラーメン、タンメン、わかめラーメンなどもあります。
全種類制覇したいですね。
熊文のメニュー※2023年3月時点の情報です。
今回訪れた米沢市は山形県の中でも人口が多く、上杉氏ゆかりの城下町です。
雪が解けて暖かくなるこれからの季節、ぜひこの機会に米沢の魅力を堪能してみてください。

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