「鼓門」だけじゃない!金沢駅で楽しむ石川県の伝統工芸 Vol.1

  • 石川
  • 観光する
石川県の金沢駅といえば、東口にある鼓門の印象が大きいかもしれませんね。しかし、鼓門以外にも金沢駅には石川県内各所の伝統工芸を一気にみることができる素敵なスポットが盛りだくさんなのです!玄関口で石川県の伝統工芸を感じてから旅をスタートさせるのも良し、旅の終わりに余韻に触れても良し。今回は、そんなエキナカの隠れたおススメポイントをご紹介します!

①コンコースの柱

駅の兼六園口(東口)と金沢港口(西口)を繋ぐコンコースには、12対24本の柱が設置されています。柱には県産材の能登ヒバが用いられ、鼓門をイメージした門型の柱となっています。内側には、石川県を代表する作家さんが制作した九谷焼や加賀友禅など伝統的工芸品のプレートが設置されています。24本それぞれの柱で異なった作家さんの作品をみることができ、見比べることで例えば同じ「九谷焼」といっても作家さんによって全く違った雰囲気があることがわかると思います。ぜひ、コンコースを歩く際には柱の近くに行って内側を見上げてみてくださいね♪
一部をご紹介!金沢のみならず、輪島や加賀エリアの伝統工芸も一度に楽しめます!

②金沢駅観光案内所

新幹線改札口の目の前、金色に輝く石川県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」が目印です。この「ひゃくまんさん」、待ち合わせの場所に使われたり、記念写真を撮影されたりされている様子をよく見かけますが、実は石川県の伝統工芸がたっぷり詰まったボディなのはご存じでしたか?眉と胴体には金沢が全国一の生産量を誇る金箔が使われ、ひげは輪島塗、からだには加賀友禅柄の菊や牡丹が九谷五彩(赤・黄・緑・紺青・紫)で描かれています。ちなみに「ひゃくまんさん」、縁起物の「加賀八幡起上り」がモチーフですので、手足がない姿を見かけることが多いのですが、イベントなどで登場する際には手足がある姿で自分で歩きます。意外と俊敏な動きらしいですよ。
そして、おススメは後ろ姿!ことじ燈籠や能登のキリコなど石川県の観光名所が所狭しと描かれています。ぜひ後ろからもよく見てみてください!

また、観光案内所には石川県にとどまらず、広域観光のパンフレットが集まっています。旬のイベントや様々なエリア・施設のパンフレットが揃っていますので、旅のスタートにもってこいの場所!奥には「催事・展示コーナー」があり、県内伝統工芸品やクラフト商品の展示などを行っているときがありますので、中もぜひ足を運んでみてください!
いかがでしたでしょうか?ぜひ金沢駅に立ち寄る際には、周りを見渡して探してみてくださいね♪Vol.2では、北陸新幹線改札内の伝統工芸をご紹介予定です!こちらもぜひお楽しみに!
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事
関連記事