【イベント情報】地域共創ワークショップSTACON EAST開催中!
- 駅たびコンシェルジュ
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2月の講演テーマ「“地域コミュニティの一員”になる関係人口創出の仕組みづくり」
テーマ①通い神楽モデル
吉田さんからは「集落の民俗芸能における集落外の演者を確保する『通い神楽モデル』の構築-大償神楽における『通い神楽モデル』の開発と実践から-」というテーマでの講演を行っていただきました。
吉田さんは、ご自身が関わりのある民俗芸能「神楽」に着目し、神楽の演者・後継者不足の解消を目指すため、集落外に住む演者を確保していく「通い神楽」という概念を研究テーマに掲げ、活動を行ってきたそうです。講演では、この「通い神楽」の概念を花巻市の民俗芸能に実装・実証を行った過程をお話いただきました。
駅たびコンシェルジュ青森の回では同じ東北の民俗芸能である立佞武多の関係者が参加しており、質疑応答や意見交換が盛り上がりました!
テーマ②週末住人モデル
松浦さんからは「域外大学生による地域の一員としての活動を促す『週末住人モデル』の構築」というテーマでの講演を行っていただきました。松浦さんは、ご自身が東京都出身で「ふるさと」という存在をあまり感じられないというところから、「週末住人モデル」という概念を構築し、研究テーマにされたそうです。担い手不足が深刻な地域で、週末に若者が集うイベント等を仕掛け、外部から人が集う仕組み作りに取り組まれました。講演では、これまでに実施してきた週末住人モデルの紹介や、現在ご自身が代表を務める「週末住人Inc.」での事業をご紹介いただきました。
3月の講演テーマ「ともに学び合い、暮らし続ける地域社会をつくる」
テーマ①料理人によるシェフツアー
太田さんからは「料理人による自発的協力型販促モデル“シェフツアー”の実践」をテーマに講演を行っていただきました。太田さんはもともと高級レストランの販売促進に関わる仕事をされており、その際に都市部のシェフと地方の生産者との情報交流が少ないことに気が付き、ご自身が間に入って交流を活発にできないか?という思いで鹿児島県長島町へ移住されたんだそうです。研究テーマである「シェフツアー」では、都市部のシェフが生産者を訪れ、過疎地域の産品販促に自発的に協力をすることを目指します。これにより、地方の生産者は相場に左右されない顧客の獲得、そして安定した収入に繋がります。講演では、研究を行うにあたっての生産者の課題や検証の具体的な取り組みについてお話をいただきました。
テーマ②東日本大震災から学ぶ命を守る訓練
中川さんからは「命を守る下校時避難訓練の構築-“釜石の出来事”の滞在型研究と静岡での実践研究」をテーマに講演を行っていただきました。中川さんは高校生の頃から毎年2回以上釜石市を訪れ、仮設住宅の訪問や復興支援団体の設立を行ってきたそう。大学卒業後は出身である静岡県で1年間小学校教員として勤めていましたが、「東日本大震災の教訓を南海トラフ巨大地震に備える地元静岡に活かしたい。」という思いから、釜石市に移住し地域おこし研究員としての活動を開始されたそうです。研究では、震災当時の避難行動が書かれた作文をもとに、避難行動に影響した要因の調査→避難訓練の実施に必要な条件や施策の調査→静岡県の小学校での避難訓練実装という段階で取組みを実施されました。講演では、これらの具体的なお話や、実際に静岡に戻って行った下校時避難訓練の様子の動画も交えてお話をいただきました。
4月は以下のテーマでの講演となります。地域共創・活性化に興味のある方や、地域共創に取組むうえで課題をお持ちの方など、皆さんのご参加をお待ちしております!
対面形式での開催のほか、駅たびコンシェルジュでのリモート配信、zoomでの配信も予定していますので、是非ご参加ください!
4月のSTACON EAST 講演テーマ「人々の“つながりのチカラ”を活かす、交流と定住の実践モデル」
2023年4月22日(土)14:00~16:00
2023年4月23日(日)14:00~16:00
Zoomでのオンライン配信を実施します!
いずれの回も、Zoomを使用した配信を実施いたしますので、ご自宅や職場からの聴講が可能です!
参加費無料・事前予約不要となりますので、当日お時間になりましたら下記URLよりご入室いただけます。
※入室時はマイク・カメラをオフにしてください。
※開始10分前から入室をお願いいたします。
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